2026年秋季広島県大会の決勝は、10月11日に開催された。対戦カードは、県内屈指の強豪として知られる崇徳と広陵。結果は崇徳6-3広陵で、崇徳が頂点に立った。
広島県高等学校野球連盟の大会結果によると、崇徳の優勝は14年ぶり4度目。準優勝は広陵、3位は西条農業となった。
決勝戦の勝敗を分けたポイント高校野球ドットコムの試合報道によると、試合は序盤から点を取り合う展開となった。
崇徳は2点のリードを保って試合を進め、7回に追加点を獲得。さらに9回にもダメ押しの1点を加え、広陵の追い上げを振り切った。
投手陣は4人の継投で広陵打線に対応。最後までリードを守り切ったことが、14年ぶりの優勝につながった。
この試合で注目したいのは、単純な得点力だけでなく、終盤まで試合をコントロールした投手陣の働きだ。広陵の反撃を許す場面がありながらも、追加点を重ねて主導権を維持した。
崇徳にとっては、県大会のタイトル獲得に加え、秋季中国大会へ向けてチームの完成度を示す一戦となった。
【広島県高校野球の試合結果・日程】秋季大会のトーナメントを振り返る

2026年度の秋季広島県大会は、9月19日から10月11日までの8日間にわたって開催された。
大会はトーナメント方式で進行し、各地区を勝ち上がったチームが県大会で激突。準々決勝からは優勝候補同士の対戦も増え、上位進出をめぐる争いが激しくなった。
秋季広島県大会の主要日程| 日程 | 大会・回戦 | 主な結果 |
|---|---|---|
| 9月19~20日 | 1回戦 | 崇徳10-0広島国際学院、広陵24-1呉三津田 |
| 9月26日・10月3日 | 2回戦 | 崇徳5-3尾道、広陵9-2広島商、西条農5-0基町 |
| 10月4日・6日 | 準々決勝 | 西条農11-1近大福山、崇徳4-1呉港、広陵2-1武田、広島新庄6-5市立呉 |
| 10月10日 | 準決勝 | 崇徳6-5西条農、広陵4-1広島新庄 |
| 10月11日 | 3位決定戦 | 西条農6-4広島新庄 |
| 10月11日 | 決勝 | 崇徳6-3広陵 |
出典:広島県高等学校野球連盟の大会日程、高校野球ドットコムなどの試合結果を整理。
トーナメントで注目された3つの試合1.崇徳対西条農業の準決勝
10月10日の準決勝では、崇徳が西条農業を6-5で下した。
1点を争う接戦となり、延長10回のタイブレークまでもつれ込んだ。西条農業も優勝候補の一角として最後まで食い下がったが、崇徳が勝ち切った。
2.広陵対広島新庄の準決勝
もう一方の準決勝では、広陵が広島新庄を4-1で撃破。
広島新庄の県大会での躍進を止め、決勝進出を決めた。広陵は武田との準々決勝も2-1で制しており、接戦を勝ち上がる力を見せていた。
3.西条農業対広島新庄の3位決定戦
10月11日の3位決定戦では、西条農業が6-4で広島新庄に勝利した。
試合は3回に広島新庄が先制したものの、西条農業がその裏に同点に追いつく。4回に勝ち越し、5回には3点を追加した。
広島新庄も7回に3点を返して1点差まで迫ったが、西条農業は8回に追加点を挙げて逃げ切った。
この勝利で西条農業は県大会3位を確保。崇徳、広陵とともに中国大会への切符を手にした。
【崇徳・広陵・西条農・広島新庄】注目4校の2026年最新戦績
秋季広島県大会を理解するうえで重要なのが、上位4校の関係だ。
優勝した崇徳だけでなく、広陵の安定した勝ち上がり、西条農業の粘り強さ、広島新庄の上位進出にも注目したい。
崇徳高校野球部:14年ぶりの県大会制覇崇徳は秋季県大会で、広島国際学院、尾道、呉港、西条農業、広陵を破って優勝した。
特に準決勝の西条農戦は、延長10回まで続いた厳しい試合だった。
中国大会でも勢いを維持し、1回戦で倉敷工業に6-5、準々決勝で南陽工業に5-0と勝利。準決勝まで進出した。
県大会だけでなく、中国地方の強豪相手にも勝ち上がった点は、2026年の崇徳を評価するうえで重要な材料となる。
広陵高校野球部:準優勝から中国大会へ広陵は秋季県大会で高い攻撃力を発揮した。
1回戦では呉三津田に24-1、2回戦では広島商業に9-2で勝利。準々決勝では武田を2-1で退け、準決勝でも広島新庄に4-1で勝った。
決勝では崇徳に3-6で敗れたものの、県大会を通じて安定した成績を残している。
一方、中国大会では10月27日の1回戦で山口県の高川学園と対戦し、5-7で敗退した。
夏の広島大会では準決勝で広島商業に4-9で敗れており、秋は県大会決勝まで進んだものの、最後の一段を越えられなかった。
西条農業高校野球部:3位決定戦を制して中国大会へ西条農業は、2026年秋の広島県大会で着実に勝ち上がった。
- 1回戦:熊野に6-1
- 2回戦:基町に5-0
- 準々決勝:近大福山に11-1
- 準決勝:崇徳に5-6
- 3位決定戦:広島新庄に6-4
準々決勝では11得点を挙げ、攻撃力を発揮。準決勝では優勝した崇徳と延長10回の接戦を演じた。
3位決定戦では、一度追い上げられながらも勝利を収め、中国大会への出場を決めている。
ただし、中国大会では鳥取城北に3-5で敗れ、初戦で姿を消した。県大会での健闘と、地区大会での結果を分けて評価する必要がある。
広島新庄高校:準決勝進出も3位決定戦で惜敗広島新庄は秋季県大会で市立呉を6-5で破り、準々決勝を突破した。
準決勝では広陵に1-4で敗れたものの、県内上位4校に入る成績を残している。
3位決定戦では西条農業に4-6で敗れ、中国大会出場は逃した。
上位校との対戦経験は、次の大会に向けたチームづくりを考えるうえでも注目される。
【第147回秋季中国地区高校野球大会】広島代表3校の結果は?
秋季広島県大会の上位3校には、第147回秋季中国地区高等学校野球大会への出場権が与えられた。
2026年の大会は鳥取県が主管し、10月23日から11月1日まで開催。鳥取、島根、岡山、山口、広島の各県代表が参加する16校のトーナメントとなった。
広島県からは崇徳、広陵、西条農業が出場した。
広島代表の中国大会成績| 広島代表 | 試合日 | 対戦結果 | 最終成績 |
|---|---|---|---|
| 崇徳 | 10月27日 | 倉敷工業に6-5 | 1回戦突破 |
| 崇徳 | 10月28日 | 南陽工業に5-0 | 準々決勝突破 |
| 崇徳 | 10月31日 | 倉敷商業に1-2 | ベスト4 |
| 広陵 | 10月27日 | 高川学園に5-7 | 1回戦敗退 |
| 西条農業 | 10月23日 | 鳥取城北に3-5 | 1回戦敗退 |
広島代表のなかで最も上位まで進出したのは崇徳だった。
1回戦では倉敷工業を6-5で下し、準々決勝では南陽工業に5-0で快勝した。
しかし10月31日の準決勝では、岡山県代表の倉敷商業と対戦。試合は延長10回にもつれ込み、最終的に1-2で敗れた。
県大会優勝校として中国大会でもベスト4に入ったことは、2026年秋の崇徳の大きな成果だ。
一方、広陵は高川学園に、西条農業は鳥取城北にそれぞれ敗れ、広島県勢3校のうち2校は初戦で敗退した。
中国大会の優勝は岡山県の創志学園第147回大会の決勝は11月1日に行われ、創志学園が倉敷商業を6-2で破った。
創志学園は11年ぶり2度目の中国大会優勝。準優勝は倉敷商業、3位は崇徳と高川学園だった。
この結果、2026年秋の中国地区大会は全日程を終了した。優勝した創志学園は第57回明治神宮野球大会への出場権を獲得している。
中国大会の結果は春の選抜にも関係する?秋季中国大会は、翌春の選抜高校野球大会を見据える重要な大会だ。
ただし、中国大会に出場しただけで選抜出場が決まるわけではない。大会での勝ち上がりや試合内容などが、選考に関わる材料となる。
崇徳はベスト4まで進出した一方、広陵と西条農業は初戦敗退となった。
この成績の違いは、翌春の選抜をめぐる評価を考える際にも要点になる。
【2026年の広島高校野球】春・夏・秋の優勝校と歴代記録を整理
2026年の広島高校野球を振り返ると、春・夏・秋で異なる学校が優勝している。
それぞれ大会の目的や出場条件が異なるため、単純に優勝回数だけでチームの実力を比較することはできない。
2026年の広島県大会・優勝校一覧| 大会 | 優勝校 | 主な記録 |
|---|---|---|
| 春季広島県大会 | 呉港高校 | 59年ぶり2度目の優勝 |
| 夏季広島大会 | 福山高校 | 初優勝 |
| 秋季広島県大会 | 崇徳高校 | 14年ぶり4度目の優勝 |
春季大会では呉港が近畿大学付属広島高校・福山校を上回り、59年ぶり2度目の優勝を果たした。
夏の第108回全国高等学校野球選手権広島大会では、福山高校が広島商業を決勝で4-3と破り、初優勝を達成。参加85チームの頂点に立った。
そして秋は崇徳が14年ぶり4度目の優勝を果たした。
このように、2026年は春に呉港、夏に福山、秋に崇徳と、異なる学校が県大会を制している。
広島高校野球の歴代優勝記録を見るときの注意点「広島高校野球の優勝校歴代」という検索では、夏の選手権大会、春季大会、秋季大会の記録が混在することがある。
しかし、それぞれは別の大会だ。
- 春季大会:春の中国大会につながる県予選
- 夏季大会:全国高等学校野球選手権の広島県予選
- 秋季大会:秋季中国大会につながり、翌春の選抜にも関係する大会
崇徳の「14年ぶり4度目」は、2026年秋季広島県大会の優勝記録を指す。
夏の広島大会の優勝回数や、甲子園での優勝歴と混同しないことが大切だ。
【広島高校野球速報の確認方法】日程・組み合わせ・試合結果を正確に追う
広島県高校野球の速報を確認するときは、情報の種類によって参照先を使い分けると効率的だ。
特に大会日程と組み合わせは、雨天順延や試合開始時間の変更によって更新されることがある。
速報確認に役立つ主な情報源広島県高等学校野球連盟
大会の主催団体による公式情報を確認できる。県大会の開催日程、組み合わせ、順位、中国大会への出場校などを確認する際の基本となる情報源だ。
2026年の秋季県大会についても、9月19日から10月11日までの開催期間と、上位3校の結果が掲載されている。
高校野球ドットコム
大会データや各校の試合結果、試合レポートを確認する際に役立つ。決勝の内容やチームごとの勝ち上がりを詳しく知りたい読者に向いている。
スポーツナビ
大会別の試合結果や学校別の戦績を確認しやすい。崇徳、広陵、西条農業など、特定の学校を追いかける場合にも便利だ。
試合速報を見るときに押さえたい3つのポイント1. 大会名を確認する:春季・夏季・秋季のどの大会なのかを最初に確認する。
2. 試合日と更新日を区別する:掲載情報が最新の結果なのか、過去の試合記録なのかを確認する。
3. 県大会と中国大会を区別する:同じ学校でも、県大会と地区大会では対戦相手や成績が異なる。
2026年の秋季中国大会では、台風接近に伴って10月24日と25日の試合がそれぞれ10月27日、28日に順延された。
このような変更もあるため、現地観戦を予定している場合は、以前に掲載されたトーナメント表だけで判断せず、主催者の最新発表を確認したい。
【広島高校野球速報2026】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年秋季広島県大会の優勝校はどこですか?
A1:崇徳高校です。10月11日の決勝で広陵高校を6-3で破り、14年ぶり4度目の優勝を達成しました。
Q2:2026年秋季広島県大会の準優勝と3位はどこですか?
A2:準優勝は広陵高校、3位は西条農業高校です。西条農業は3位決定戦で広島新庄に6-4で勝利しました。
Q3:崇徳・広陵・西条農業は中国大会に出場しましたか?
A3:はい。県大会の上位3校として第147回秋季中国地区高等学校野球大会に出場しました。崇徳はベスト4、広陵と西条農業は1回戦敗退でした。
Q4:2026年の秋季中国大会で優勝した学校はどこですか?
A4:岡山県代表の創志学園です。11月1日の決勝で倉敷商業を6-2で破り、11年ぶり2度目の優勝を果たしました。
Q5:2026年夏の広島大会で優勝した学校はどこですか?
A5:福山高校です。7月28日の決勝で広島商業を4-3で下し、初優勝を達成しました。
Q6:広陵高校の2026年秋季大会の成績は?
A6:秋季広島県大会では準優勝でした。決勝で崇徳に3-6で敗れ、その後の秋季中国大会では高川学園に5-7で敗退しました。
Q7:2026年秋の広島高校野球は現在も開催中ですか?
A7:秋季広島県大会は10月11日、秋季中国大会は11月1日に終了しています。11月4日時点では、両大会とも全日程を終えています。
2026年の広島高校野球を象徴する出来事は、崇徳の14年ぶり4度目の秋季県大会優勝だ。
10月11日の決勝では広陵を6-3で下し、県内の頂点に立った。広陵は準優勝、西条農業は3位となり、3校が第147回秋季中国地区高校野球大会に進出した。
中国大会では崇徳が準決勝まで勝ち上がったものの、倉敷商業に1-2で惜敗。広陵と西条農業も初戦で敗れ、広島県勢の優勝には届かなかった。
2026年のシーズンを通して見ると、春の呉港、夏の福山、秋の崇徳と、広島県内では複数の学校がタイトルを獲得している。
今後の広島高校野球を追う際は、単に県大会の優勝校だけを見るのではなく、中国大会での成績や各校のシーズンを通じた戦績にも注目したい。
2026年秋の県大会王者・崇徳を中心に、広陵、西条農業、広島新庄などが次のシーズンでどのような戦いを見せるのか。広島県高校野球の勢力図を占ううえでも、各校の新たなチームづくりが注目される。