2026年の広島県高校野球は、春季大会から第108回全国高校野球選手権広島大会、秋季広島県大会まで、各地区の代表校が激戦を繰り広げました。11月4日現在、秋季中国大会も全日程を終了し、広島勢では崇徳高校がベスト4に進出しています。
特に注目されたのは、秋季広島県大会で14年ぶり4度目の優勝を果たした崇徳高校、準優勝の広陵高校、3位の西条農業高校です。一方、夏の広島大会では福山高校が初優勝を飾り、初めて甲子園への切符を手にしました。
この記事では、広島県高等学校野球連盟の公式発表と大会記録をもとに、2026年の大会日程、組み合わせ、試合結果速報、注目校の戦績、第147回秋季中国地区高校野球大会の結果まで整理します。
【2026年最新】広島高校野球の日程一覧!春・夏・秋の開催期間

2026年の広島高校野球は、春季大会、夏季選手権大会、秋季大会を中心に年間スケジュールが組まれました。
広島県高等学校野球連盟が公表した大会日程を整理すると、次のようになります。
2026年春季広島県大会4月18日~5月10日
優勝:呉港高校
第108回全国高校野球選手権広島大会
7月4日~7月28日
優勝:福山高校
2026年秋季広島県大会
9月19日~10月11日
優勝:崇徳高校
第147回秋季中国地区高校野球大会
10月23日~11月1日
優勝:創志学園高校(岡山県)
春季広島県大会は4月18日開幕
春季広島県高校野球大会は、4月18日(土)から5月10日(日)まで開催されました。
大会は各地区の予選を勝ち抜いた32校が参加するトーナメント方式です。抽選会は4月14日に実施され、県内4地区から代表校が集まりました。
地区予選の日程は3月21日から4月5日までで、雨天順延に備えて4月11日、12日が予備日として設定されていました。
県大会の主な会場は以下の4球場です。
- ぶんちゃんしまなみ球場
- 鶴岡一人記念球場
- Balcom BMW Baseball Stadium
- 電光石火きんさいスタジアム三次
春の大会は、夏の選手権に向けた各校の戦力やチーム状態を確認する重要な大会でもあります。
夏の広島大会は7月4日から7月28日まで第108回全国高等学校野球選手権広島大会は、7月4日(土)に開幕しました。
決勝は7月28日(火)にMAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島で実施。休養日を7月20日に設け、予備日を含めた13日間の日程で開催されました。
抽選会は6月19日。試合会場は次の7球場です。
- MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島
- Balcom BMW Baseball Stadium
- 鶴岡一人記念球場
- ぶんちゃんしまなみ球場
- やまみ三原市民球場
- エブリイ福山市民球場
- 電光石火きんさいスタジアム三次
夏の広島大会は、各校の3年生にとって最後の公式戦となることも多く、春季大会とは異なる緊張感があります。
秋季広島県大会は9月19日から10月11日まで秋季大会は9月19日(土)に開幕し、10月11日(日)に決勝と3位決定戦が行われました。
抽選会は9月14日。地区予選は8月22日から9月6日まで実施され、広島西部・北部・南部・東部の各地区から代表校が選出されました。
県大会の上位3校には、第147回秋季中国地区高等学校野球大会への出場資格が与えられています。
この大会では崇徳、広陵、西条農業の3校が中国大会への切符を獲得しました。
2026年の広島県高校野球では、春・夏・秋で異なる学校が優勝しました。
春は呉港、夏は福山、秋は崇徳が頂点に立っています。
2026年春季広島県大会の結果
呉港高校
59年ぶり2度目
準優勝:近畿大学附属広島高校・福山校
春季広島県大会の決勝は5月10日に行われ、呉港高校が近畿大学附属広島高校・福山校を6対0で破りました。
呉港にとっては59年ぶり2度目となる県大会優勝です。
準決勝では呉港が市立呉を5対0で下し、近大福山は崇徳に5対2で勝利。決勝では呉港が安定した試合運びを見せ、優勝を決めました。
また、3位には崇徳高校と市立呉高校が入りました。
優勝した呉港は第146回春季中国地区高等学校野球大会に広島県代表として出場しています。
第108回全国高校野球選手権広島大会の結果
福山高校
4-3
決勝:福山高校-広島商業高校
2026年夏の広島大会では、福山高校が快進撃を見せました。
7月28日の決勝では広島商業高校と対戦し、4対3で勝利。初優勝を飾り、学校として初めて夏の甲子園出場を決めました。
準決勝では福山が呉を4対3で破り、広島商は広陵に9対4で勝利しています。
一方、優勝候補として注目された広陵は準決勝で敗退。崇徳も準々決勝で広陵に3対5で敗れました。
最終的な上位校は次のとおりです。
- 優勝:福山高校
- 準優勝:広島商業高校
- 3位:広陵高校、呉高校
福山高校は広島県代表として第108回全国高校野球選手権大会に出場。8月10日の1回戦で奈良県代表の天理高校と対戦し、2対7で敗れました。
甲子園初出場という結果は、2026年の広島高校野球を振り返るうえで欠かせない出来事です。
2026年秋季広島県大会の結果
崇徳高校
6-3
決勝:崇徳高校-広陵高校
秋季広島県大会の決勝は10月11日に行われ、崇徳高校が広陵高校を6対3で下しました。
崇徳は14年ぶり4度目の優勝です。
試合は序盤から点を取り合う展開となりましたが、崇徳が終盤にも追加点を挙げ、4投手の継投で広陵の反撃を抑えました。
3位決定戦では西条農業高校が広島新庄高校を6対4で破っています。
秋季大会の最終順位は以下のとおりです。
1. 優勝:崇徳高校
2. 準優勝:広陵高校
3. 3位:西条農業高校
この3校が秋季中国大会に進出しました。
【注目校を比較】崇徳・広陵・西条農業の2026年成績
2026年の広島高校野球を振り返る際、特に注目したいのが崇徳高校、広陵高校、西条農業高校です。
3校は秋季広島県大会の上位を占め、それぞれ異なる形で中国大会でも存在感を示しました。
崇徳高校野球部
秋季県大会優勝。中国大会では準決勝まで進出し、広島勢最高の成績を残しました。
広陵高校野球部
夏季大会ベスト4、秋季県大会準優勝。県内大会で安定した上位進出を見せました。
西条農業高校野球部
秋季県大会3位。6年ぶりの中国大会出場を果たしました。
| 大会 | 崇徳 | 広陵 | 西条農業 |
|---|---|---|---|
| 春季県大会 | 4強 | ベスト8 | 個別順位の対象外 |
| 夏季県大会 | ベスト8 | ベスト4 | 3回戦敗退 |
| 秋季県大会 | 優勝 | 準優勝 | 3位 |
| 秋季中国大会 | ベスト4 | 1回戦敗退 | 1回戦敗退 |
崇徳高校は春季県大会でベスト4に進出したものの、準決勝で近大福山に2対5で敗れました。
夏季大会でも準々決勝まで進みましたが、広陵に3対5で惜敗しています。
しかし秋季大会では状況が一変しました。
1回戦から勝ち上がり、準決勝では西条農業を6対5で撃破。決勝でも広陵に6対3で勝利し、14年ぶりの県大会優勝を実現しました。
さらに中国大会では倉敷工業を6対5、南陽工業を5対0で破り、準決勝に進出しています。
県大会優勝だけでなく、県外の強豪との対戦でも結果を残したことが、2026年秋の崇徳の大きな成果です。
広陵高校は夏・秋ともに上位進出広陵高校は夏季大会で準決勝に進み、広島商業に4対9で敗れました。
秋季県大会では決勝まで進出したものの、崇徳に3対6で敗れ準優勝となりました。
中国大会では初戦で山口県代表の高川学園と対戦し、5対7で敗れています。
県内での安定した勝ち上がりと、中国地方の強豪との対戦で見えた課題の両方が、今後のチームづくりを考える材料になります。
西条農業は6年ぶりの中国大会出場西条農業高校は秋季県大会で3位決定戦に勝利し、6年ぶりの中国大会出場を決めました。
準決勝では崇徳に5対6で敗れたものの、3位決定戦で広島新庄を6対4で破っています。
中国大会の1回戦では鳥取城北に3対5で敗退しましたが、県大会での3位入賞はチームにとって大きな成果でした。
【第147回秋季中国大会】広島代表3校の日程・組み合わせ・結果速報
2026年の秋季広島県大会上位3校は、10月23日から11月1日まで鳥取県で開催された第147回秋季中国地区高等学校野球大会に出場しました。
会場は次の2球場です。
- どらやきドラマチックパーク米子市民球場
- ヤマタスポーツパーク野球場
中国5県の代表16校が参加するトーナメントで、広島からは崇徳、広陵、西条農業が出場しました。
広島代表3校の試合結果| 日付 | 対戦校 | 結果 |
|---|---|---|
| 10月23日 | 西条農業-鳥取城北 | 3-5 |
| 10月27日 | 崇徳-倉敷工業 | 6-5 |
| 10月27日 | 広陵-高川学園 | 5-7 |
| 10月28日 | 崇徳-南陽工業 | 5-0 |
| 10月31日 | 崇徳-倉敷商業 | 1-2(延長10回) |
崇徳は1回戦で倉敷工業に競り勝ち、準々決勝では南陽工業を完封しました。
準決勝では倉敷商業と対戦。延長10回まで続く接戦となりましたが、1対2で惜しくも敗れました。
結果として、崇徳が広島勢最高のベスト4進出を果たしています。
一方、広陵と西条農業は1回戦で敗退しました。
秋季中国大会の最終結果
優勝:創志学園高校(岡山県)
6-2
決勝:創志学園-倉敷商業
11月1日の決勝では、創志学園が倉敷商業を6対2で破り、11年ぶり2度目の優勝を果たしました。
最終順位は次のとおりです。
- 優勝:創志学園(岡山)
- 準優勝:倉敷商業(岡山)
- 3位:崇徳(広島)、高川学園(山口)
広島勢は優勝には届きませんでしたが、崇徳が準決勝まで進出したことで、県内の秋季大会での実力を中国地区でも示しました。
中国大会の日程変更にも注意が必要だった2026年の第147回秋季中国大会では、台風接近に伴う日程変更がありました。
当初予定されていた10月24日、25日の試合は、それぞれ10月27日、28日に順延されています。
さらに10月31日の準決勝は、試合開始時刻が当初予定の11時・13時30分から10時・12時30分に変更されました。
このように、広島県大会だけでなく中国大会でも、天候によって組み合わせ表に記載された予定が変わることがあります。
【地区予選・トーナメント表】広島高校野球の組み合わせと速報の確認方法
広島高校野球の日程を正確に把握するには、県大会だけでなく地区予選の仕組みも理解しておく必要があります。
広島県の高校野球では、春季大会と秋季大会の前に地区予選が実施され、各地区の代表校が県大会に進出します。
2026年の地区予選日程| 大会 | 地区予選 | 県大会 |
|---|---|---|
| 春季大会 | 3月21日~4月5日 | 4月18日~5月10日 |
| 秋季大会 | 8月22日~9月6日 | 9月19日~10月11日 |
春季大会は4地区の予選を経て32校が県大会に出場しました。
秋季大会も同様に4地区で予選が行われ、県大会の出場チーム数は32チームでした。
秋季県大会の地区別内訳は次のとおりです。
- 広島西部:7チーム
- 広島北部:6チーム
- 広島南部:10チーム
- 広島東部:9チーム
ここで注意したいのが、地区予選大会と地区独自大会の違いです。
地区予選大会は、春季・秋季の県大会に出場するための予選です。
一方、地区一年生大会・地区大会は、各地区が独自に開催する大会で、県大会は設けられていません。
2026年度の地区独自大会では、西部地区で広島商業、北部地区で庄原実業・広陵・広島新庄、南部地区で瀬戸内が優勝しました。
東部地区については、地区大会の結果を個別に確認する必要があります。
また、学校会場では観戦者が学校関係者や保護者に限定される場合があります。一般観戦を予定している場合は、球場ごとの案内を確認してください。
広島高校野球の試合結果速報・トーナメント表はどこで確認する?最新の広島高校野球試合結果速報や組み合わせを調べる際は、情報源によって役割を分けると便利です。
1. 広島県高等学校野球連盟
最も優先したい情報源です。
公式サイトの「硬式部 各種大会」では、春季・夏季・秋季大会の開催期間、抽選日、組み合わせ表、試合結果などが掲載されています。
地区予選の情報や大会運営に関する注意事項も確認できます。
2. 高校野球ドットコム
大会ごとの試合結果、勝ち上がり、スコア、トーナメント表を確認する際に役立ちます。
特に過去の対戦結果を振り返りたい場合に便利です。
3. スポーツナビ・朝日新聞などの高校野球情報
大会中の試合経過やスコア、対戦カードを確認する際に利用できます。
ただし、速報段階の情報は公式記録と異なる場合もあるため、最終結果は広島県高等学校野球連盟の発表と照合するのが確実です。
【プロの結論】2026年の広島高校野球は秋の崇徳と中国大会の戦いが重要
2026年の広島高校野球を年間を通して見ると、春・夏・秋で優勝校が入れ替わったことが大きな特徴です。
春は59年ぶりの優勝を果たした呉港、夏は初の甲子園出場を実現した福山、秋は14年ぶりに頂点へ立った崇徳が、それぞれ大会の主役となりました。
特に秋季大会は、単なる県内順位争いにとどまりません。
上位3校に与えられる中国大会への出場資格は、翌春の選抜高校野球を目指すうえでも重要な意味を持ちます。
今回の中国大会では、崇徳が準決勝まで進出した一方、広陵と西条農業は初戦で敗退しました。県大会の順位だけでは測れない、中国地区全体の競争力が浮き彫りになった結果です。
2026年の広島高校野球を見る際には、次の3点を押さえると大会の流れが理解しやすくなります。
- 県大会の優勝校だけでなく準決勝・準々決勝の対戦結果を見ること。
- 秋季大会では県大会の順位と中国大会での勝ち上がりを分けて評価すること。
- 公式の組み合わせ表と試合結果速報を照合し、雨天順延や開始時刻の変更にも注意すること。
【広島高校野球日程2026】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の広島高校野球の夏季大会はいつ開催されましたか?
A1:第108回全国高等学校野球選手権広島大会は、2026年7月4日から7月28日まで開催されました。決勝では福山高校が広島商業高校を4対3で破り、初優勝を果たしました。
Q2:2026年秋季広島県大会の優勝校はどこですか?
A2:崇徳高校です。10月11日の決勝で広陵高校を6対3で下し、14年ぶり4度目の優勝を達成しました。3位は西条農業高校でした。
Q3:秋季中国大会に出場した広島県の高校はどこですか?
A3:崇徳高校、広陵高校、西条農業高校の3校です。崇徳は準決勝まで進出しましたが、倉敷商業に延長10回で1対2と敗れ、最終的に3位となりました。
Q4:2026年の広島高校野球の主要大会はまだ開催されていますか?
A4:11月4日現在、春季県大会、夏季選手権広島大会、秋季県大会、第147回秋季中国大会はいずれも終了しています。地区独自の一年生大会などは別の日程で実施されます。
Q5:広島高校野球の公式トーナメント表はどこで見られますか?
A5:広島県高等学校野球連盟の公式サイトにある「硬式部 各種大会」で確認できます。大会ごとに組み合わせ表や試合結果が掲載されています。
2026年の広島高校野球は、春季大会の呉港、夏季大会の福山、秋季大会の崇徳という3校がそれぞれ優勝を飾りました。
特に崇徳高校は、秋季広島県大会で14年ぶり4度目の優勝を達成し、第147回秋季中国大会でもベスト4に進出。広陵高校と西条農業高校も県大会上位3校として中国大会に出場しました。
夏の甲子園では福山高校が初出場を果たすなど、2026年は県内の勢力図にも動きが見られたシーズンでした。
11月4日現在、主要大会はすべて終了しています。これから2027年の広島高校野球を追う読者は、広島県高等学校野球連盟が発表する新年度の大会要項、地区予選日程、抽選会、組み合わせ表を確認することが大切です。
春・夏・秋の結果だけでなく、中国大会まで含めて各校の戦績を追うことが、広島高校野球の年間動向を理解するポイントです。