2026年11月4日現在、メジャーリーグ(MLB)のレギュラーシーズン通算ホームラン歴代1位は、バリー・ボンズの762本です。2位はハンク・アーロンの755本、3位はベーブ・ルースの714本。長いMLBの歴史を振り返っても、この3人が残した数字は特別な存在感を放っています。
4位には703本のアルバート・プホルス、5位には696本のアレックス・ロドリゲスが続きます。また、2026年シーズンの本塁打王争いでは、ピート・クロウ=アームストロングとカイル・シュワーバーが45本で並びました。通算記録とシーズン記録を区別しながら、歴代TOP50、日本人選手の順位、記録更新の可能性まで詳しく見ていきます。
【結論】メジャー歴代最多ホームランはバリー・ボンズの762本
メジャー通算ホームランランキングの頂点に立つのは、サンフランシスコ・ジャイアンツなどで活躍したバリー・ボンズです。
762本という通算記録は、2026年シーズン終了後も歴代1位。 2位のハンク・アーロンとの差は7本です。
上位5人を比較すると、次のようになります。
- 1位:バリー・ボンズ 762本
- 2位:ハンク・アーロン 755本
- 3位:ベーブ・ルース 714本
- 4位:アルバート・プホルス 703本
- 5位:アレックス・ロドリゲス 696本
特に注目したいのは、700本を超えた選手が歴史上わずか4人しかいないことです。
バリー・ボンズ|762本で歴代最多バリー・ボンズは1986年にMLBデビューし、2007年までプレーした左打ちの強打者です。
2001年にはシーズン73本塁打を記録。これは現在も破られていないMLBのシーズン最多本塁打記録です。
そして2007年8月7日、通算756号を放ち、長年記録を保持していたハンク・アーロンを抜いて歴代最多に立ちました。その後、762本まで記録を伸ばしています。
一方、ボンズの記録には禁止薬物をめぐる疑惑や論争がつきまとい、野球殿堂入りをめぐる評価にも影響しています。ただし、公式の通算本塁打ランキングでは、現在も762本が歴代最多です。
ハンク・アーロン|755本で長年トップに君臨ハンク・アーロンは1954年から1976年までMLBで活躍した伝説的な打者です。
通算755本塁打を記録し、1976年7月20日の最終本塁打まで、長年にわたって歴代最多の座を守りました。
アーロンの偉大さは、単純な長打力だけではありません。23シーズンにわたって安定した打撃を続け、通算3,771安打、2,297打点も記録しています。
長期間にわたって一流の成績を維持したことが、755本という数字につながりました。
ベーブ・ルース|714本で本塁打時代を切り開いた存在ベーブ・ルースは1914年から1935年までプレーした野球史を代表する選手です。
通算714本塁打は、当時の野球界において圧倒的な記録でした。
特に1927年にはシーズン60本塁打を達成。当時の常識を大きく変える数字であり、1961年にロジャー・マリスが61本を記録するまで、長くシーズン記録を保持していました。
ルースの714本は、ホームランが野球の魅力を象徴する時代を築いた記録でもあります。
アルバート・プホルス|700本を超えた現代のレジェンドアルバート・プホルスは2001年から2022年までプレーし、通算703本塁打を記録しました。
カージナルスやエンゼルス、ドジャースで活躍し、長期間にわたって高い打撃能力を維持した選手です。
通算3,000安打も達成しており、単なるホームラン打者にとどまらない総合的な打撃実績を残しました。
アレックス・ロドリゲス|696本で歴代5位アレックス・ロドリゲスは1994年から2016年までMLBでプレーし、通算696本塁打を記録しました。
遊撃手としてデビューし、後に三塁手としても活躍。パワーと走力を兼ね備えた選手として知られています。
700本には届かなかったものの、696本は歴代5位という非常に高い数字です。
【2026年最新】MLB通算ホームランランキングTOP50
ここからは、MLB歴代の通算本塁打数を50位まで紹介します。
2026年11月3日更新の通算記録を基準に、レギュラーシーズンの本塁打数を掲載しています。同じ本数の選手は同順位です。
| 順位 | 選手名 | 通算本塁打 |
|---|---|---|
| 1位 | バリー・ボンズ | 762本 |
| 2位 | ハンク・アーロン | 755本 |
| 3位 | ベーブ・ルース | 714本 |
| 4位 | アルバート・プホルス | 703本 |
| 5位 | アレックス・ロドリゲス | 696本 |
| 6位 | ウィリー・メイズ | 660本 |
| 7位 | ケン・グリフィー・ジュニア | 630本 |
| 8位 | ジム・トーミ | 612本 |
| 9位 | サミー・ソーサ | 609本 |
| 10位 | フランク・ロビンソン | 586本 |
| 11位 | マーク・マグワイア | 583本 |
| 12位 | ハーモン・キルブルー | 573本 |
| 13位 | ラファエル・パルメイロ | 569本 |
| 14位 | レジー・ジャクソン | 563本 |
| 15位 | マニー・ラミレス | 555本 |
| 16位 | マイク・シュミット | 548本 |
| 17位 | デビッド・オルティス | 541本 |
| 18位 | ミッキー・マントル | 536本 |
| 19位 | ジミー・フォックス | 534本 |
| T-20位 | ウィリー・マッコビー | 521本 |
| T-20位 | フランク・トーマス | 521本 |
| T-20位 | テッド・ウィリアムズ | 521本 |
| T-23位 | アーニー・バンクス | 512本 |
| T-23位 | エディ・マシューズ | 512本 |
| T-25位 | ミゲル・カブレラ | 511本 |
| T-25位 | メル・オット | 511本 |
| 27位 | ゲーリー・シェフィールド | 509本 |
| 28位 | エディ・マレー | 504本 |
| T-29位 | ルー・ゲーリッグ | 493本 |
| T-29位 | フレッド・マグリフ | 493本 |
| 31位 | エイドリアン・ベルトレ | 477本 |
| T-32位 | スタン・ミュージアル | 475本 |
| T-32位 | ウィリー・スタージェル | 475本 |
| 34位 | カルロス・デルガド | 473本 |
| 35位 | チッパー・ジョーンズ | 468本 |
| 36位 | デーブ・ウィンフィールド | 465本 |
| 37位 | ネルソン・クルーズ | 464本 |
| T-38位 | ホセ・カンセコ | 462本 |
| T-38位 | アダム・ダン | 462本 |
| 40位 | ジャンカルロ・スタントン | 456本 |
| 41位 | カール・ヤストレムスキー | 452本 |
| T-42位 | ジェフ・バグウェル | 449本 |
| T-42位 | ウラディミール・ゲレーロ | 449本 |
| 44位 | デーブ・キングマン | 442本 |
| 45位 | ジェイソン・ジアンビ | 440本 |
| 46位 | ポール・コネルコ | 439本 |
| 47位 | アンドレ・ドーソン | 438本 |
| 48位 | カルロス・ベルトラン | 435本 |
| T-49位 | フアン・ゴンザレス | 434本 |
| T-49位 | アンドリュー・ジョーンズ | 434本 |
※同数の選手は同順位として表示しています。したがって、50人を掲載していますが、最終順位は49位タイです。
TOP50から読み取れる3つの特徴1.600本以上は9人
ボンズからサミー・ソーサまで、600本を超えた選手は9人です。
600本という数字が、MLBの歴史においてどれほど高い壁なのかが分かります。
2.500本台にも歴史的な名選手が並ぶ
ミッキー・マントル、テッド・ウィリアムズ、フランク・トーマスなど、時代を代表する打者が500本台に名を連ねています。
特に521本で並ぶ3人は、異なる時代の打撃スタイルを比較するうえでも興味深い存在です。
3.現役選手も歴代TOP50に入っている
40位のジャンカルロ・スタントンは456本を記録しています。
現役選手として歴代ランキングに残る一方、1位のボンズとは306本の差があります。歴代首位を更新するには、極めて長い期間にわたる活躍が必要です。
【シーズン最多ホームラン記録】歴代1位は73本
通算本塁打と並んで検索されることが多いのが、メジャーのシーズン最多ホームラン記録です。
こちらの歴代1位もバリー・ボンズですが、通算762本とは別の記録です。
MLBのシーズン最多本塁打は、2001年のボンズが記録した73本。
主な歴代記録を整理すると次のとおりです。
- 73本:バリー・ボンズ(2001年)
- 70本:マーク・マグワイア(1998年)
- 66本:サミー・ソーサ(1998年)
- 65本:マーク・マグワイア(1999年)
- 64本:サミー・ソーサ(2001年)
- 63本:サミー・ソーサ(1999年)
- 62本:アーロン・ジャッジ(2022年)
- 61本:ロジャー・マリス(1961年)
- 60本:ベーブ・ルース(1927年)
- 60本:カル・ローリー(2025年)
1998年はMLBの本塁打史を語るうえで欠かせないシーズンです。
マーク・マグワイアとサミー・ソーサが激しい本塁打争いを繰り広げました。
マグワイアは70本、ソーサは66本を記録。2人が年間60本以上を打つという歴史的なシーズンになりました。
さらにソーサは1999年に63本、2001年にも64本を記録しています。
アーロン・ジャッジの62本も歴史的記録2022年にはニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジが62本塁打を記録しました。
これはアメリカンリーグのシーズン最多記録を更新する数字です。
2025年にはカル・ローリーが60本を達成。MLB公式記事によれば、捕手として、またスイッチヒッターとしてもシーズン最多記録を更新しました。
73本というボンズの記録がいかに高い水準なのか、こうした数字からも理解できます。
【2026年最新ホームランランキング】今シーズンの本塁打王は誰?
2026年シーズンのレギュラーシーズン本塁打ランキングでは、ピート・クロウ=アームストロングとカイル・シュワーバーが45本で並びました。
MLB.comが公表した2026年シーズンの最終成績によると、主な本塁打王は次のとおりです。
- MLB最多:ピート・クロウ=アームストロング(45本)
- MLB最多:カイル・シュワーバー(45本)
- アメリカンリーグ最多:ピート・アロンソ(43本)
シュワーバーは2025年に56本を記録しており、2026年も45本と高い数字を残しました。
一方、クロウ=アームストロングはシカゴ・カブスの選手として162試合に出場し、45本塁打と41盗塁を記録しています。
本塁打だけでなく走力も備えたシーズンだった点が特徴です。
通算ランキングと2026年のランキングは別物ここで間違えやすいのが、シーズンランキングと通算ランキングの違いです。
2026年の45本は1シーズンの成績であり、歴代通算ランキングの順位を直接決める数字ではありません。
例えば、通算456本のスタントンは歴代40位ですが、2026年のシーズン最多本塁打者ではありません。
一方、2026年に45本を記録した選手も、キャリア全体の積み重ねによって将来の通算ランキングを上げていくことになります。
今後のMLBでは、現役の強打者がどこまで通算記録を伸ばせるかにも注目です。
【日本人メジャー通算ホームラン記録】大谷翔平が310本で歴代1位
日本人選手に限定したMLB通算本塁打ランキングでは、大谷翔平が圧倒的な数字を残しています。
2026年シーズン終了時点の主なランキングは次のとおりです。
- 1位:大谷翔平 310本
- 2位:松井秀喜 175本
- 3位:イチロー 117本
- 4位:鈴木誠也 113本
- 5位:城島健司 48本
- 6位:井口資仁 44本
- 7位:福留孝介 42本
- 8位:村上宗隆 35本
- 9位:吉田正尚 34本
- 10位:岡本和真 33本
大谷翔平は2018年にMLBデビューし、投手と打者の二刀流で歴史的な実績を積み重ねてきました。
2026年シーズンは30本塁打を記録し、MLB通算では310本に到達しています。
2位の松井秀喜との差は135本です。
日本人選手のMLB通算本塁打記録という観点では、大谷がすでに大きなリードを築いています。
また、2024年と2025年にも50本以上を記録しており、シーズン単位でも継続的な長打力を発揮しています。
松井秀喜|日本人メジャーリーガーの先駆的な長距離打者松井秀喜は2003年から2012年までMLBでプレーし、通算175本塁打を記録しました。
ヤンキースを中心に活躍し、2004年にはシーズン31本塁打を記録しています。
日本人打者がメジャーの舞台で長打力を発揮できることを示した存在であり、現在も日本人選手の歴代ランキング2位に位置しています。
イチローと鈴木誠也も上位にランクインイチローは通算117本塁打、鈴木誠也は113本塁打です。
イチローは安打製造機として知られていますが、MLBでも100本以上のホームランを記録しています。
鈴木誠也は2022年のMLBデビュー以降、長打力を発揮し続けています。
また、2026年には村上宗隆や岡本和真もランキングに加わり、日本人選手の通算記録に新しい動きが生まれています。
なお、この日本人ランキングはMLBで記録した本塁打のみを対象としています。日本プロ野球時代の本塁打数は加算されません。
【プロの結論】歴代ホームラン記録は「長打力・継続性・時代背景」で読む
メジャー歴代ホームランランキングを理解するうえで、単純に本数だけを比較するのは十分ではありません。
本塁打数には、選手個人の長打力だけでなく、現役期間、出場機会、時代ごとの野球環境などが反映されているためです。
1.通算本塁打は長期間の安定性を示す762本のボンズ、755本のアーロン、703本のプホルス。
この3人に共通しているのは、長期間にわたってメジャーの第一線で打ち続けたことです。
1年間だけ突出した成績を残すことと、20年以上にわたって本塁打を積み重ねることは別の能力です。
通算ランキングでは、長打力と同じくらい、健康状態や出場機会を維持する能力が大切になります。
2.異なる時代の選手を単純比較しないベーブ・ルースが活躍した時代と、ボンズが活躍した時代では、野球を取り巻く環境が異なります。
球場の形状、ボールの反発特性、投手の起用方法、打者の打撃アプローチなどが変化してきました。
そのため、714本のルースと762本のボンズを比較する場合、単純な数字だけで打者としての優劣を判断するのは適切ではありません。
通算本塁打数は歴史的な実績を示す重要な指標ですが、打率、出塁率、長打率、打点、出場試合数なども併せて見ることで、選手の特徴がより明確になります。
3.ボンズの762本は記録と評価を分けて考えるボンズには禁止薬物をめぐる疑惑があり、そのキャリアに対する評価は現在も議論の対象です。
しかし、歴代最多本塁打という公式記録と、選手としての評価や殿堂入りをめぐる議論は別の問題です。
この2つを混同せずに考えることが、MLBの歴史を正確に理解するためのポイントです。
4.今後の記録更新で注目したい選手2026年終了時点で歴代TOP50に入る現役選手の一人が、ジャンカルロ・スタントンです。
456本という通算記録は十分に優れていますが、762本のボンズとの差は306本あります。
日本人では大谷翔平が310本まで数字を伸ばしています。
大谷が今後どこまで記録を更新するかは、日本の野球ファンにとっても大きな関心事です。
通算ランキングを見る際には、現在の本数だけでなく、年齢、年間本塁打数、出場試合数、残された現役期間を併せて確認すると、将来の記録更新をより現実的に予測できます。
【メジャー歴代ホームラン】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:メジャー歴代最多ホームラン記録を持つ選手は誰ですか?
A1:バリー・ボンズです。通算762本を記録しており、ハンク・アーロンの755本を7本上回っています。
Q2:メジャーで1シーズンに最も多くホームランを打った選手は誰ですか?
A2:バリー・ボンズです。2001年に73本塁打を記録し、現在もMLBのシーズン最多本塁打記録を保持しています。
Q3:日本人メジャーリーガーで通算ホームランが最も多い選手は誰ですか?
A3:大谷翔平です。2026年シーズン終了時点で310本を記録しています。2位の松井秀喜は175本です。
Q4:メジャーで通算700本以上のホームランを打った選手は何人ですか?
A4:2026年11月時点では4人です。バリー・ボンズ、ハンク・アーロン、ベーブ・ルース、アルバート・プホルスが該当します。
Q5:2026年のメジャー本塁打王は誰ですか?
A5:ピート・クロウ=アームストロングとカイル・シュワーバーが45本で並びました。アメリカンリーグではピート・アロンソが43本で最多でした。
2026年11月現在、メジャーリーグの歴代通算ホームランランキング1位は、バリー・ボンズの762本です。
ハンク・アーロンの755本、ベーブ・ルースの714本、アルバート・プホルスの703本と続き、700本以上を達成した選手はわずか4人です。
また、シーズン最多記録は2001年のボンズによる73本。2026年のシーズン最多は45本であり、通算記録とシーズン記録には明確な違いがあります。
日本人選手では大谷翔平が310本で歴代トップ。松井秀喜の175本を超え、今後の記録更新にも期待が集まります。
歴代記録を比較するときは、通算とシーズン、レギュラーシーズンとポストシーズンを区別することが大切です。
762本という大記録を誰が、いつ、どのように超えるのか。 MLBのホームラン史は、これからも新たな強打者の登場とともに更新されていく可能性があります。
主な数値の照合先: MLB.com公式通算成績・2026年シーズン最終成績、2026年11月3日更新のMLB通算本塁打ランキング、日本人選手のMLB通算記録。