2026年の女子バレーボール日本代表は、6月から7月にかけて開催されたネーションズリーグ(VNL)を皮切りに、8月の女子アジア選手権、9月の第20回アジア競技大会と、国際大会が続くシーズンを戦いました。大会ごとに開催地や対戦相手、競技方式が異なるため、「世界バレー女子はいつ開催されるのか」「日本代表の次の試合はいつなのか」と迷う人も少なくありません。
まず押さえたいのは、2026年には女子の世界選手権が開催されないという点です。日本代表の主要大会はVNLの6月3日~7月26日、女子アジア選手権の8月21日~30日、アジア競技大会の9月16日~22日でした。次の世界規模の代表大会は、2027年8月20日~9月5日に予定されている女子バレーボールワールドカップです。
【2026年の世界バレー女子の日程】世界選手権は開催される?

「世界バレー女子の日程」で検索すると、世界選手権やネーションズリーグ、アジア選手権などの情報が混在して表示されることがあります。
しかし、これらは同じ大会ではありません。
2026年の女子日本代表を追う場合、中心となるのはFIVB(国際バレーボール連盟)が主催するネーションズリーグと、アジアバレーボール連盟(AVC)が関係する女子アジア選手権、そしてアジア競技大会です。
2026年に女子世界選手権がない理由女子バレーボール世界選手権は、従来から大会開催年が決まっている国際大会です。
2026年は女子世界選手権の開催年ではなく、女子日本代表は別の国際大会を中心にシーズンを組み立てました。
ここで注意したいのが、2027年の大会名称です。
FIVBが発表している次回大会は、正式には「2027 FIVB Women's Volleyball World Cup(女子バレーボールワールドカップ)」です。開催期間は2027年8月20日~9月5日。アメリカとカナダの共催で、32カ国が出場する大会となります。
従来の「世界選手権」という名称をそのまま使うと、現在の大会体系と混同する可能性があります。2027年の大会情報を探す際は「女子ワールドカップ」という名称も覚えておきたいところです。
2026年の女子日本代表が出場した主要大会2026年度の日本バレーボール協会(JVA)の公式スケジュールには、次の主要大会が掲載されていました。
- 6月~7月:バレーボールネーションズリーグ2026
- 8月:2026女子アジア選手権大会
- 9月:第20回アジア競技大会
いずれも女子日本代表の国際大会であり、世界選手権とは別の競技日程です。
つまり、2026年の日本代表を応援するなら、世界選手権だけを探すのではなく、VNLとアジア大会を含めて年間スケジュールを確認する必要があります。
【VNL女子日本代表の日程】第1週からファイナルまでの対戦カード
2026年の女子バレーボール日本代表にとって、年間最大の注目大会の一つがバレーボールネーションズリーグ(VNL)でした。
大会期間は6月3日~7月26日。予選ラウンドでは18チームが3週間にわたって各12試合を戦い、成績上位チームなどがファイナルラウンドに進出する方式です。
2026年の女子日本代表は、カナダ、フィリピン、日本、中国で試合を重ねました。
第1週:ケベックシティ(カナダ)
開催期間:6月3日~7日
開催地:カナダ・ケベックシティ
日本代表はフランス、ウクライナ、ドイツ、カナダと対戦しました。
第1週の日本代表は4試合を戦い、4連勝という好スタートを切りました。
| 日程 | 対戦カード | 結果 |
|---|---|---|
| 6月3日 | 日本対フランス | 3-1 |
| 6月5日 | 日本対ウクライナ | 3-1 |
| 6月6日 | 日本対ドイツ | 3-0 |
| 6月7日 | 日本対カナダ | 3-2 |
特に最終戦のカナダ戦はフルセットにもつれ込む接戦でした。日本は第5セットを15-12で制し、予選ラウンド4連勝を達成しています。
第2週:パシグシティ(フィリピン)
開催期間:6月17日~21日
開催地:フィリピン・パシグシティ
セルビア、チェコ、ドミニカ共和国、イタリアとの4連戦でした。
第2週は、欧州の強豪国や身体能力の高いチームとの対戦が続きました。
| 日程 | 対戦カード | 結果 |
|---|---|---|
| 6月17日 | 日本対セルビア | 3-2 |
| 6月19日 | 日本対チェコ | 3-0 |
| 6月20日 | 日本対ドミニカ共和国 | 1-3 |
| 6月21日 | 日本対イタリア | 0-3 |
日本はセルビアとの接戦を制し、チェコにもストレート勝ちしました。一方、ドミニカ共和国とイタリアには敗れ、第1週のような連勝を続けることはできませんでした。
特にイタリア戦は0-3。世界トップレベルのチームとの対戦で、攻撃力や試合の組み立てをめぐる課題が表れた試合となりました。
第3週:Asueアリーナ大阪(日本)
開催期間:7月8日~12日
開催地:大阪府大阪市・Asueアリーナ大阪
日本開催の予選ラウンドで、ブラジル、タイ、トルコ、ポーランドと対戦しました。
第3週は国内開催ということもあり、日本代表にとって重要なラウンドでした。
| 日程 | 対戦カード | 結果 |
|---|---|---|
| 7月8日 | 日本対ブラジル | 1-3 |
| 7月9日 | 日本対タイ | 3-1 |
| 7月11日 | 日本対トルコ | 1-3 |
| 7月12日 | 日本対ポーランド | 3-2 |
ブラジルやトルコといった強豪には敗れたものの、タイ戦で勝利。最終日のポーランド戦ではフルセットの末に勝ち切りました。
日本代表は予選ラウンドを8勝4敗で終え、ファイナルラウンドへの進出を決めています。
ファイナルラウンド:マカオ(中国)
開催期間:7月22日~26日
開催地:中国・マカオ
日本は準々決勝でブラジルと対戦しました。
日本の準々決勝は7月22日。対戦相手は予選でも苦戦したブラジルでした。
試合は日本が第1セットを26-24で先取しましたが、その後3セットを連取され、1-3で敗戦。準決勝進出はなりませんでした。
日本代表は最終順位7位で2026年のVNLを終えています。
【2026年の女子日本代表年間日程一覧】アジア選手権・アジア大会まで総整理
VNLが終了した後も、女子日本代表には重要な大会が控えていました。
8月の天津で開催された女子アジア選手権、9月の愛知・名古屋で開催されたアジア競技大会です。
ここではJVAの公式年間スケジュールをもとに、大会の開催時期と役割を整理します。
2026年の主要大会カレンダー出典:日本バレーボール協会、FIVBの大会発表。12月のクラブ世界選手権は11月4日時点で今後開催される大会です。
2026女子アジア選手権天津大会女子アジア選手権は、8月21日~30日に中国・天津で開催されました。
日本代表は予選から勝ち進み、準決勝でタイと対戦。セットカウント1-3で敗れ、決勝進出を逃しました。
しかし、8月30日の3位決定戦ではイランに3-0で勝利。最終順位3位となり、銅メダルを獲得しました。
この大会で注目されたのは、2027年の女子ワールドカップにつながる出場権です。日本は3位以内に入り、2027年大会への出場権を獲得しました。
なお、2028年ロサンゼルス五輪のアジア枠を獲得したのは大会優勝のタイです。日本の銅メダルとタイの優勝では、獲得した権利が異なります。
第20回アジア競技大会女子バレー9月16日~22日に開催された第20回アジア競技大会は、日本国内で行われた大規模な国際総合スポーツ大会です。
女子バレーボール競技の会場は、愛知県の岡崎中央総合公園総合体育館と小牧市スポーツ公園総合体育館でした。
日本代表は決勝まで進出し、9月22日に中国と対戦。結果は0-3(19-25、20-25、23-25)で敗れました。
それでも日本は銀メダルを獲得。中国が金メダル、タイが銅メダルという結果になっています。JVAの最終順位でも日本は2位と記録されています。
【女子バレーの試合結果・順位表】2026年の日本代表はどう戦った?
2026年の日本女子代表を評価する際は、単純に勝敗だけを見るのではなく、大会ごとの競技方式と対戦相手を踏まえる必要があります。
2026年の主要大会における日本の成績| 大会 | 日本の順位 | 主な結果 |
|---|---|---|
| VNL2026 | 7位 | 予選8勝4敗、準々決勝敗退 |
| 女子アジア選手権 | 3位 | イランに3-0で勝利 |
| アジア競技大会 | 2位 | 決勝で中国に0-3 |
日本バレーボール協会が掲載した2026年女子VNLの最終順位は次の通りです。
| 順位 | 国 |
|---|---|
| 1位 | トルコ |
| 2位 | ブラジル |
| 3位 | イタリア |
| 4位 | 中国 |
| 5位 | アメリカ |
| 6位 | カナダ |
| 7位 | 日本 |
| 8位 | オランダ |
| 9位 | ポーランド |
日本は予選ラウンドで8勝4敗という成績を残しましたが、準々決勝でブラジルに敗れました。
この結果から読み取れるのは、日本が予選で安定した競争力を見せる一方、決勝トーナメントでは上位国との勝負を制する必要があるということです。
大会ごとの位置づけと結果の違い同じ女子日本代表の試合でも、VNLとアジア選手権、アジア競技大会では大会の目的が異なります。
- VNL: 世界の強豪国と年間を通して対戦する国際大会。予選順位と決勝ラウンドの勝ち上がりが焦点。
- アジア選手権: アジア地域の代表チームが頂点を競う大会。2026年は2027年ワールドカップへの出場権にも関係した。
- アジア競技大会: バレーボール以外の競技も行われる総合スポーツ大会。日本は中国との決勝に進み銀メダルを獲得した。
こうした違いを理解すると、同じ「日本代表の順位」でも、大会ごとの意味を正確に把握できます。
【女子バレー日本代表のテレビ放送予定】TBS・BS-TBS・配信情報
女子バレー日本代表の試合をテレビやインターネットで観戦したい場合、2026年のVNLではTBS系列とBS-TBS、U-NEXTが主な視聴手段でした。
VNL2026のテレビ放送TBSの公式番組情報では、女子日本代表の放送は開催ラウンドによって分かれていました。
| 大会・ラウンド | 主な放送局 |
|---|---|
| 第1週・ケベック | BS-TBS |
| 第2週・フィリピン | BS-TBS |
| 第3週・大阪 | 地上波TBS系列 |
| ファイナル・マカオ | 地上波TBS系列 |
大阪大会では、日本対ブラジル、日本対タイ、日本対トルコ、日本対ポーランドの試合が地上波TBS系列で放送されました。
ファイナルラウンドでは、7月22日の日本対ブラジルの準々決勝も地上波TBS系列で中継されています。
U-NEXTでのライブ配信2026年のVNLでは、U-NEXTも日本代表戦の全試合をライブ配信しました。
日本語実況・解説付きの配信が用意され、テレビ放送とは異なる環境で試合を楽しめる仕組みでした。
また、Volleyball WorldとTBSのメディア権契約も更新され、日本国内でのVNLとワールドカップの放送・配信体制が整備されています。
今後のテレビ放送情報を確認する方法11月4日時点では、2026年の女子日本代表の主要な代表大会は終了しています。
今後の大会を視聴する場合は、次の情報源を確認するのが確実です。
- 日本バレーボール協会:日本代表の日程・試合結果・大会情報
- TBSテレビ:地上波・BS放送の番組情報
- U-NEXT:ライブ配信・見逃し配信の案内
- Volleyball World:国際大会の公式日程・結果
過去の大会の放送予定と、これから開催される大会の放送予定は区別して確認しましょう。
【2027年の次回世界大会と女子クラブ世界選手権】今後の注目日程
2026年の代表戦が一段落した後も、女子バレーボールには重要な国際大会が控えています。
特に注目したいのが、12月の女子クラブ世界選手権と2027年の女子ワールドカップです。
2026女子クラブ世界選手権は12月8日開幕2026年の女子クラブ世界選手権は、12月8日~13日にブラジルのサンパウロで開催されます。
会場はWlamir Marques Multi-Sports Gymnasium。8クラブが2組に分かれて予選ラウンドを戦い、上位チームが準決勝に進出する方式です。
主な日程は以下の通りです。
| 日程 | 試合 |
|---|---|
| 12月8日~10日 | 予選ラウンド |
| 12月12日 | 準決勝 |
| 12月13日 | 3位決定戦・決勝 |
ここで注意したいのは、クラブ世界選手権は日本代表の国際大会ではないということです。
日本代表の石川真佑選手や和田由紀子選手など、代表選手が所属するクラブの動向に関心がある人にとっては注目の大会ですが、国別対抗戦とは別のカテゴリーになります。FIVBは8クラブの参加と開催概要を公表しています。
2027女子バレーボールワールドカップは8月20日開幕次の大きな世界規模の女子代表大会は、2027年8月20日~9月5日に開催される女子バレーボールワールドカップです。
アメリカとカナダの共催で、32カ国が参加します。
2026年10月には組み合わせも発表され、日本はプールFに入りました。
日本の対戦相手は次の3カ国です。
- ロシア
- アルゼンチン
- ブルガリア
プール戦の開催地はアメリカのオマハ。プール戦とラウンド16を経て、準々決勝以降はカリフォルニア州アナハイムで行われる予定です。
この大会はロサンゼルス2028オリンピックへの出場権争いにも関係します。未出場権のチームのうち、上位3チームに五輪出場枠が与えられる仕組みです。日本にとっても、2028年を見据えた重要な国際大会になります。
2026年と2027年で間違えやすい大会名称検索するときに混同しやすいのが、以下の3つです。
| 大会名 | 主な特徴 |
|---|---|
| VNL | 毎年開催される国別対抗の国際リーグ |
| 女子クラブ世界選手権 | クラブチームの世界大会 |
| 女子ワールドカップ2027 | 32カ国が参加する次回の世界規模の代表大会 |
特に「2026年の女子世界選手権」という検索では、女子クラブ世界選手権の情報が混ざる場合があります。
国別対抗の日本代表戦を見たいのか、クラブチームの世界大会を見たいのかによって、確認する大会を分けることが大切です。
【世界バレー女子の日程に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:2026年の女子バレーボール世界選手権はいつ開催されますか?
2026年に女子世界選手権は開催されません。2026年の女子日本代表の主要大会はVNL、女子アジア選手権、アジア競技大会です。次の世界規模の女子代表大会は2027年8月20日~9月5日の女子ワールドカップです。
Q2:2026年のVNL女子日本代表の試合はいつでしたか?
予選ラウンドは6月3日~7月12日、ファイナルラウンドは7月22日~26日でした。日本は予選8勝4敗で決勝ラウンドに進出し、最終順位は7位でした。
Q3:2026年の女子アジア選手権で日本は何位でしたか?
日本は中国・天津で開催された大会で3位となり、銅メダルを獲得しました。3位決定戦でイランを3-0で下し、2027年女子ワールドカップの出場権も獲得しています。
Q4:2026年のアジア競技大会で女子日本代表は優勝しましたか?
優勝は中国で、日本は準優勝でした。9月22日の決勝で中国に0-3で敗れましたが、銀メダルを獲得しています。
Q5:女子日本代表の試合はどこでテレビ放送されましたか?
2026年のVNLでは、第1週・第2週の海外開催試合は主にBS-TBS、第3週の大阪大会とファイナルラウンドは地上波TBS系列で放送されました。U-NEXTでも日本代表戦のライブ配信が実施されました。
Q6:2026年12月の女子クラブ世界選手権は日本代表の大会ですか?
いいえ。クラブチームが参加する大会です。2026年12月8日~13日にブラジル・サンパウロで開催されます。国別対抗の女子日本代表戦とは区別して確認してください。
Q7:2027年の女子ワールドカップで日本はどこと対戦しますか?
2026年10月に発表された組み合わせでは、日本はプールFでロシア、アルゼンチン、ブルガリアと同組になっています。大会は2027年8月20日~9月5日にアメリカとカナダで開催されます。
2026年の世界バレー女子の日程を整理すると、日本代表はVNL、女子アジア選手権、アジア競技大会という3つの主要大会を戦いました。
VNLでは最終7位、女子アジア選手権では銅メダル、アジア競技大会では銀メダルという結果を残しています。
特に女子アジア選手権での3位は、2027年女子ワールドカップの出場権獲得につながりました。
今後の注目日程は次の通りです。
- 2026年12月8日~13日: 女子クラブ世界選手権(ブラジル)
- 2027年8月20日~9月5日: 女子バレーボールワールドカップ(アメリカ・カナダ)
【プロの結論】
女子バレーボールの大会日程を追ううえで大切なのは、「世界選手権」「VNL」「アジア選手権」「クラブ世界選手権」を同じ大会として扱わないことです。
国別対抗の日本代表戦を応援するならJVAの年間スケジュールと大会別の試合結果、テレビ観戦を重視するならTBSや配信事業者の番組情報を確認するのが効率的です。
2027年の女子ワールドカップでは日本がプールFに入り、ロシア、アルゼンチン、ブルガリアとの対戦が決まりました。2026年の経験を次の世界大会にどうつなげるのか、日本女子バレーの新たな挑戦に注目です。