2026年11月4日現在、創成館高校野球部は、新チームで秋季九州大会ベスト4に進出した。注目を集めたのは、エースの岡村大翔投手、コザ戦で3ランホームランを放った山本泰参選手、攻守で存在感を示した山崎絆利選手や友寄隆翔選手だ。10月31日の準決勝では福岡の祐誠と対戦し、3対4で惜敗したものの、来春の選抜高校野球大会に向けて大きな実績を残している。
2026年秋季九州大会の登録メンバーは20人。背番号、学年、投打、出身中学を整理すると、長崎県内だけでなく、福岡、沖縄、山口、宮崎、大分、岐阜など幅広い地域から選手が集まっていることも分かる。ここでは大会記録や選手名簿、報道された試合内容をもとに、選手の特徴、秋季長崎大会からの戦績、祐誠戦の詳細、2027年センバツ出場の可能性まで紹介する。
【2026年最新】創成館野球部メンバー20人の背番号・学年・投打・出身中学一覧

創成館高校の2026年秋季九州大会登録メンバーは、背番号1から20までの20人。
大会メンバー資料に掲載された選手を、背番号順にまとめた。投打は右投右打、右投左打、左投左打などの区分で記載している。
創成館野球部・2026年秋季九州大会登録メンバー
出典:高校野球.onlineの2026年秋季九州大会メンバー資料、高校野球ミュージアムの出身中学一覧。大会出場時の登録情報を整理。
メンバー構成は2年生中心20人の学年構成を見ると、次のようになっている。
- 2年生:17人
- 1年生:3人
つまり、チームの中心は2年生であり、翌年以降のチーム編成を考えるうえでも興味深い構成だ。
1年生では、高山大輝、米藤寅ノ丞、松田雄心の3人が登録されている。特に高山は秋季九州大会の祐誠戦で9番遊撃手として先発出場しており、学年に関係なく実戦で起用されている。
出身中学は九州各県から山口・岐阜まで出身中学の地域にも特徴がある。
福岡県、沖縄県、山口県、宮崎県、大分県、熊本県、岐阜県など、幅広い地域の中学校から選手が集まっている。
長崎県内の中学校出身者は、山本泰参と平駿太の2人。地元だけに限らない選手構成が、創成館のチーム編成の特徴になっている。
出身中学を確認するときは、選手の現在の高校所在地と中学校所在地を混同しないことも大切だ。
【背番号から読み解く】創成館のスタメンとポジション別の特徴
登録メンバー20人全員が同じように試合に出場するわけではない。実際の先発メンバーを見ると、背番号1の岡村大翔を投手に据え、内外野に2年生を中心とした布陣を組んでいる。
2026年10月31日の祐誠戦で確認できる創成館の先発オーダーは以下の通り。
- 1番・中堅:山崎絆利(背番号8)
- 2番・右翼:直島雄大(背番号9)
- 3番・指名打者:山本大勢(背番号10)
- 4番・一塁:山本泰参(背番号3)
- 5番・左翼:平駿太(背番号7)
- 6番・三塁:友寄隆翔(背番号5)
- 7番・捕手:落合爽太(背番号2)
- 8番・二塁:米倉有輝(背番号4)
- 9番・遊撃:高山大輝(背番号6)
- 投手:岡村大翔(背番号1)
このオーダーは一球速報.comの試合記録にも掲載されている。
投手陣は複数のタイプを組み合わせる構成投手陣では岡村大翔が中心的な存在だが、ほかの選手にも登板機会がある。
2026年秋季九州大会では、次のような投手起用が確認できる。
- 岡村大翔:背番号1、右投手
- 宮平悠生:背番号11、右投手
- 米藤寅ノ丞:背番号16、右投手
- 西山巧真:背番号18、左投手
1回戦の開新戦では西山が先発し、5回を無失点。その後、岡村が4回を無失点で抑えた。
準々決勝のコザ戦では岡村が完投。準決勝の祐誠戦では岡村が先発し、宮平、米藤へと継投している。
この起用実績からは、岡村に負担を集中させるだけではなく、複数の投手を試合状況に応じて使い分けるチームの姿が見えてくる。
【注目選手4人】岡村大翔・山本泰参・山崎絆利・友寄隆翔の実力
2026年秋季九州大会で特に注目したいのは、投手の岡村大翔と、攻撃面で存在感を示した山本泰参、山崎絆利、友寄隆翔の4人だ。
岡村大翔投手|背番号1を背負う右腕エース岡村大翔(2年・右投右打)
岡村大翔は、創成館の投手陣を代表する存在だ。
特に注目されたのが、10月28日の秋季九州大会準々決勝・コザ戦である。
岡村は9回を投げ切り、被安打3、奪三振7、無失点という内容で完封勝利を収めた。試合は4対0。強力なコザ打線を封じ込め、チームを準決勝へ導いた。
高校野球ドットコムの報道では、岡村の直球は最速141キロと紹介されている。直球だけでなく変化球も組み合わせ、打者を抑える投球が評価された。
山口県の下松市立末武中出身で、背番号は1。2年生ながらチームの投手陣を引っ張る存在となっている。
祐誠戦では4回を投げて3失点。その後、宮平と米藤が登板した。準々決勝の完封と比較すると、強豪相手にどのような投球を続けられるかが、今後の成長を占うポイントになる。
山本泰参内野手|コザ戦で3ランホームラン山本泰参(2年・右投右打)
2026年秋季九州大会で打撃面の大きな見せ場を作ったのが、4番・一塁手の山本泰参だ。
最も印象的だったのは、10月28日のコザ戦。
1回表、1アウト一、二塁の場面で左翼方向へ3ランホームランを放った。さらに落合爽太の適時二塁打も加わり、創成館は初回に4点を先制した。
この試合は4対0で創成館が勝利。山本の一発が試合の流れを大きく引き寄せた。
NCC長崎文化放送は、この本塁打について高校通算8本目と報道している。また、一球速報.comの大会成績では、秋季九州大会3試合で打率3割3分3厘、4安打、1本塁打、3打点を記録している。
山本は長崎県壱岐市立郷ノ浦中出身。地元長崎にゆかりのある選手であり、4番としての長打力は2027年に向けても注目材料になる。
山崎絆利外野手|1番打者として出塁と得点機を演出山崎絆利(2年・右投右打)
背番号8の山崎絆利は、中堅手として先発出場する外野手だ。
祐誠との準決勝では1番打者を務め、5打数2安打1打点を記録した。
特に6回表、2アウト満塁から遊撃方向へ安打を放ち、1点を返した場面は重要だった。試合終盤にも出塁のきっかけを作り、チームの反撃を支えた。
岐阜県の恵那市立恵那北中出身。長崎県外の中学校から創成館に進んだ選手の一人である。
1番打者として出塁し、得点機を作る役割を担う山崎は、攻撃のリズムを左右する存在だ。
友寄隆翔内野手|勝負どころで結果を残した三塁手友寄隆翔(2年・右投右打)
背番号5の友寄隆翔は、三塁手として先発出場する内野手。
祐誠戦では6番打者として5打数2安打1打点を記録した。
3回表には2アウト満塁の場面で中前適時打を放ち、チームに同点の1点をもたらした。
また、準々決勝のコザ戦でも、山本泰参の本塁打によって先制した試合展開を支える一員として出場している。
沖縄県の宜野湾市立真志喜中出身。沖縄県から創成館へ進学した選手であり、内野守備と打撃の両面で今後の成長が期待される。
【2026年秋季大会】創成館の長崎大会から九州大会までの戦績
創成館の2026年秋季大会を振り返ると、長崎県大会で準優勝し、九州大会では準決勝まで進出した。
一つひとつの試合を確認すると、投手力を生かした接戦と、打線の集中力を発揮した試合が目立つ。
秋季長崎大会は4勝1敗で準優勝2026年秋季長崎大会での戦績は次の通り。
- 9月19日:鎮西学院に7対0で勝利
- 9月26日:瓊浦に4対3で勝利
- 10月3日:清峰に10対2で勝利
- 10月10日:長崎商に7対6で勝利
- 10月12日:海星に0対1で敗戦
4連勝で決勝に進んだものの、最後は海星に1点差で敗れた。
決勝まで勝ち進んだことは、チームの実力を示す結果だった。一方、決勝で得点を奪えなかったことは、打線の課題を考える材料にもなる。
この準優勝によって、創成館は長崎県の第2代表として秋季九州大会に出場した。
秋季九州大会は開新・コザを破ってベスト4九州大会での結果は以下の通り。
- 10月25日・1回戦:開新に1対0で勝利
- 10月28日・準々決勝:コザに4対0で勝利
- 10月31日・準決勝:祐誠に3対4で敗戦
開新戦は1点を守り切る接戦だった。
準々決勝のコザ戦では、山本泰参の3ランホームランを含む初回4得点と、岡村大翔の完封によって快勝した。
そして準決勝では福岡県代表の祐誠と対戦。最後まで追い上げたものの、1点差で敗れた。
この結果、創成館の2026年秋季九州大会はベスト4で終了した。
【徹底検証】創成館対祐誠の試合結果は3対4!敗因と見えた収穫
2026年10月31日に行われた創成館対祐誠の準決勝は、両チームの力が拮抗した試合だった。
秋季九州大会・準決勝
2026年10月31日・リブワーク藤崎台球場
創成館(長崎)3
祐誠(福岡)4
| チーム | 安打 | 失策 |
|---|---|---|
| 創成館 | 10 | 2 |
| 祐誠 | 9 | 3 |
試合記録:一球速報.com(OmyuTech)
試合は2回裏、祐誠が先制した。
その後、3回表に友寄隆翔の適時打で創成館が同点に追いつく。しかし4回裏、祐誠の白川愛翔に適時打を打たれ、2点を追加された。
6回表には山崎絆利の適時打で1点差に迫ったが、その裏に守備の失策が絡んで再び1点を失った。
9回表にも創成館は反撃する。山本泰参の打席で相手の二塁手に悪送球が出て、3点目を記録した。
しかし最後の1点は届かなかった。
安打数では上回った創成館この試合で創成館が放った安打は10本。祐誠の9本を上回っていた。
それでも敗れた理由を考えると、単純な安打数だけでは試合の勝敗を説明できないことが分かる。
創成館は10安打を記録した一方、2失策を記録。祐誠は9安打ながら、得点につながる場面で効率よく攻撃した。
特に4回裏の勝ち越しと、6回裏の追加点が試合の分岐点となった。
本塁打を打ったのは誰?ここで混同しやすいのが、山本泰参のホームランと祐誠戦の本塁打記録だ。
山本泰参が3ランを放ったのは、10月28日のコザ戦である。
一方、10月31日の祐誠戦で本塁打を記録したのは、祐誠の山本晃也。2回裏に岡村大翔からソロホームランを放っている。
同じ山本姓の選手が関係しているため、試合を取り違えないようにしたい。
祐誠戦は敗戦となったが、山崎と友寄がそれぞれ2安打1打点を記録したこと、チーム全体で10安打を放ったことは収穫だ。投手陣の継投や守備面を含め、来季に向けて修正できる部分も見えた試合だった。
【2027年センバツ】創成館野球部の出場可能性は?ベスト4の評価を分析
創成館にとって大きな目標となるのが、2027年春の第99回選抜高校野球大会、いわゆるセンバツだ。
秋季九州大会のベスト4進出は、選抜出場を考えるうえで大きな実績となる。
九州地区の一般選考枠は4校2027年センバツの一般選考における九州地区の出場枠は4校。
秋季九州大会では、以下の4校が準決勝に進出した。
- 鹿児島城西
- 祐誠
- 創成館
- 沖縄尚学
11月2日の決勝では鹿児島城西が祐誠を5対4で破り、優勝を決めた。
創成館は準決勝で祐誠に敗れたものの、九州大会ベスト4という実績を残している。
創成館のセンバツ出場可能性が高い理由評価できる要点は主に3つある。
1.九州大会で準決勝まで勝ち進んだ
開新に1対0、コザに4対0と、2試合連続で失点を抑えて勝利した。
特にコザ戦は、岡村大翔の完封と山本泰参の3ランという投打の活躍がそろった試合だった。
2.準決勝も1点差の接戦だった
祐誠戦は3対4。敗れたとはいえ、創成館は10安打を記録している。
相手に大きく突き放された試合ではなく、終盤まで勝敗の行方が分からない展開だった。
3.長崎県大会でも準優勝している
秋季長崎大会では決勝まで進出し、海星と対戦した。
県大会と九州大会の両方で安定した成績を残したことは、選抜選考に向けた評価材料になる。
高校野球ドットコムなどの報道でも、創成館のセンバツ出場は有力視されている。
正式発表は2027年1月29日日本高等学校野球連盟の発表によると、第99回選抜高校野球大会は2027年3月19日に開幕する予定だ。
出場校を決定する選考委員会は、2027年1月29日(金)に開催される。
| 項目 | 日程・内容 |
|---|---|
| 大会 | 第99回選抜高校野球大会 |
| 開幕 | 2027年3月19日 |
| 出場校 | 32校 |
| 九州地区一般枠 | 4校 |
| 選考委員会 | 2027年1月29日 |
| 組み合わせ抽選会 | 2027年3月5日 |
選抜大会は秋季大会の順位だけで自動的に出場校が決まる制度ではない。日本高野連の選考要項では、秋季大会の試合結果や試合内容などをもとに選考委員会が出場校を決定する仕組みとなっている。
したがって、創成館は現段階で出場が正式決定したわけではないものの、九州大会ベスト4という実績から、出場に向けて期待の大きい学校といえる。
【プロの結論】創成館野球部の2026年新チームが持つ強みと今後の課題
2026年の創成館を評価するうえで、注目したいのは投手力、長打力、そして選手層の3点だ。
まず投手力では、岡村大翔の存在が大きい。
コザ戦で9回3安打7奪三振の完封を達成した実績は、全国レベルを目指すうえでも大きな武器になる。さらに西山巧真、宮平悠生、米藤寅ノ丞ら複数の投手が大会で登板していることも強みだ。
次に打撃面では、山本泰参の長打力が光る。
3ランホームランを放てる4番打者がいることは、接戦の多い高校野球では大きなアドバンテージになる。山崎絆利や友寄隆翔のように、得点機で安打を放てる選手の存在も見逃せない。
一方、祐誠戦では10安打を放ちながら敗れており、守備の安定性や得点機での決定力には改善の余地がある。
2027年春に向けては、岡村を中心とした投手陣の継投、山本を軸にした得点力、守備でのミスを減らすことが重要になる。
また、20人中17人が2年生という構成は、チームの中心選手が同じ学年にまとまっていることを意味する。今大会で経験を積んだ選手たちが、冬の練習を経てどこまで成長するかが楽しみだ。
【創成館野球部メンバー2026】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:創成館野球部の2026年秋季九州大会登録メンバーは何人ですか?
A1:登録メンバーは20人です。2年生が17人、1年生が3人という構成で、岡村大翔、山本泰参、山崎絆利、友寄隆翔らが名を連ねています。
Q2:山本泰参選手がホームランを打ったのはどの試合ですか?
A2:2026年10月28日の秋季九州大会準々決勝、コザ戦です。1回表に3ランホームランを放ち、創成館の4対0の勝利に貢献しました。
Q3:岡村大翔投手の出身中学と特徴は?
A3:山口県の下松市立末武中出身です。右投右打の2年生投手で、コザ戦では9回3安打7奪三振、無失点の完封勝利を記録しました。
Q4:創成館は2027年センバツに出場できますか?
A4:秋季九州大会ベスト4という好成績を残しており、出場が有力視されています。ただし、正式決定は2027年1月29日の選考委員会です。
Q5:創成館と祐誠の試合結果はどうなりましたか?
A5:2026年10月31日の秋季九州大会準決勝で、創成館は祐誠に3対4で敗れました。創成館は10安打を放ちましたが、1点差で決勝進出を逃しました。
2026年秋季九州大会の創成館野球部は、背番号1の岡村大翔を中心とした投手陣と、山本泰参の長打力を武器にベスト4まで勝ち進んだ。
今回の登録メンバー20人には、2年生17人と1年生3人が含まれている。山崎絆利や友寄隆翔のように勝負どころで安打を放った選手もおり、攻守両面で期待できる選手がそろっている。
祐誠との準決勝は3対4で惜敗したものの、秋季長崎大会準優勝、秋季九州大会ベスト4という実績は十分に評価できる。
2027年センバツについては、九州地区の一般選考4枠を巡る争いの中で、創成館は有力候補の一つだ。
今後の注目要点は次の3つ。
- 岡村大翔を中心とした投手陣の成長
- 山本泰参、山崎絆利、友寄隆翔ら主力打者のさらなる活躍
- 2027年1月29日のセンバツ出場校発表
秋の九州大会で示した実力を、春の甲子園につなげられるか。2026年の創成館新チームは、今後も長崎県内だけでなく九州全体から注目される存在になりそうだ。