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相撲の取り組み完全ガイド|2026年十一月場所の取組表と勝敗ルールを徹底解説

八代 美咲 八代 美咲 • 更新: • 公開: • 読了約 22 分
目次

「相撲の取り組み」とは、土俵上で力士同士が対戦する一番のこと。大相撲では「割(わり)」とも呼ばれ、対戦相手の決め方から取組の順番、勝敗の判定まで、独自の仕組みによって運営されている。取組表を正しく読めるようになると、力士の番付や優勝争い、立ち合いの駆け引きまで、観戦の楽しみが大きく広がる。

2026年の大相撲十一月場所(九州場所)は、11月8日(日)初日、11月22日(日)千秋楽の日程で、福岡国際センターにて開催される。番付は10月26日に発表済みで、新小結・美ノ海や新入幕力士など、注目の顔ぶれがそろった。さらに2026年10月には、頭髪が土俵についた場合の勝負規定も71年ぶりに改定されている。日本相撲協会公式サイト・日刊スポーツ

【2026年最新】大相撲十一月場所の日程と今日の取組表・対戦カード

相撲の取り組み

2026年11月4日現在、十一月場所の開幕まであと4日。日本相撲協会が公開している年間日程表では、九州場所の初日から千秋楽までの日程と会場が正式に案内されている。

2026年十一月場所の基本情報
  • 場所:令和8年十一月場所(九州場所)
  • 初日:2026年11月8日(日)
  • 千秋楽:2026年11月22日(日)
  • 開催日数:15日間
  • 会場:福岡国際センター
  • 番付発表:2026年10月26日(月)

大相撲の本場所は年間6回開催される。東京の一月・五月・九月場所、大阪の三月場所、名古屋の七月場所、そして福岡の十一月場所という構成だ。十一月場所は、その年最後の本場所にあたる。日本相撲協会「令和8年本場所日程」

十一月場所の15日間の日程
  • 11月8日(日):初日
  • 11月9日(月):二日目
  • 11月10日(火):三日目
  • 11月11日(水):四日目
  • 11月12日(木):五日目
  • 11月13日(金):六日目
  • 11月14日(土):七日目
  • 11月15日(日):中日
  • 11月16日(月):九日目
  • 11月17日(火):十日目
  • 11月18日(水):十一日目
  • 11月19日(木):十二日目
  • 11月20日(金):十三日目
  • 11月21日(土):十四日目
  • 11月22日(日):千秋楽

中日は15日間のちょうど真ん中にあたる8日目。前半戦の成績が出そろい、後半戦の優勝争いを予想するうえで重要な節目になる。

大相撲の今日の取組・対戦カードはいつ確認できる?

11月4日は本場所の開催前にあたるため、当日の本場所取組はない。十一月場所の番付は発表されているが、番付表と日別の対戦カードは別の情報だ。

通常の取組表は、開催日の前夜に日本相撲協会の公式サイトで発表される。協会公式ファンクラブの案内によれば、幕下以下の速報版は通常の取組表より早く確認できる場合もある。十一月場所の観戦案内では、取組表PDFについて当日朝8時までの掲載予定も示されている。日本相撲協会公式ファンクラブ・十一月場所観戦案内

実際に対戦カードを確認するときは、次の情報を使い分けるとよい。

  • 取組結果:日付ごとの対戦相手、決まり手、勝敗を確認する。
  • 星取表:力士ごとの15日間の勝敗を一覧で確認する。
  • 番付表:横綱から序ノ口までの現在の地位を確認する。
  • 休場力士情報:出場予定だった力士の休場や変更を確認する。

特に注意したいのは、休場などによって予定されていた取組が変更される場合があること。前日に確認したカードだけでなく、当日の最新情報まで確認することが大切だ。

【初心者向け】相撲の取組表の見方と対戦の順番を解説

相撲の取組表には、単に力士の名前が並んでいるだけではない。東西の区分、番付、取組の順番、勝敗を示す記号など、観戦に必要な情報がまとめられている。

東と西は何を意味する?

大相撲の番付は、力士を東方と西方に分けて掲載する形式になっている。

同じ番付の位置にいる力士でも、東と西に分かれている。一般に同じ地位であれば東の力士が上位として扱われる。

例えば、東前頭三枚目と西前頭三枚目は、同じ前頭三枚目という地位に属するが、番付上は東方が上位になる。

ただし、東の力士だから必ず勝つという意味ではない。東西は番付上の位置を表すものであり、実際の勝敗は土俵上の相撲によって決まる。

番付はどこから見る?

番付は、力士の現在の地位を示す格付けだ。基本的には、次の順番で上位から下位へと並んでいる。

  1. 横綱
  2. 大関
  3. 関脇
  4. 小結
  5. 前頭(平幕)
  6. 十両
  7. 幕下
  8. 三段目
  9. 序二段
  10. 序ノ口

横綱・大関・関脇・小結は三役を中心とした上位陣として知られる。十両以上の力士は「関取」と呼ばれ、幕下以下とは待遇や土俵上の扱いにも違いがある。

取組の順番はどうなっている?

本場所では、原則として下位の番付から取組が始まり、上位の力士へと進んでいく。序ノ口、序二段、三段目、幕下、十両、幕内という順番で進行する。

2026年十一月場所の日本相撲協会公式タイムスケジュールによると、初日の主な進行目安は次のとおりだ。

  • 午前9時15分頃:序ノ口から幕下までの取組開始
  • 午後2時05分頃:十両土俵入り
  • 午後2時35分頃:十両取組
  • 午後3時30分頃:幕内土俵入り
  • 午後3時55分頃:横綱土俵入り
  • 午後4時10分頃:幕内取組開始

これらはあくまで予定時刻であり、進行状況によって前後する。十三日目以降は幕下以下の取組開始時間も遅くなる。日本相撲協会「令和八年十一月場所・土俵上のタイムスケジュール」

テレビ中継で幕内の取組だけを見る人も多いが、午前中から会場では多くの力士が土俵に上がっている。将来の関取を目指す若手力士の一番を観戦できるのも、本場所ならではの魅力だ。

星取表の記号と勝敗の見方

星取表とは、力士が本場所で記録した勝敗を一覧にしたもの。15日間の成績を把握するために使われる。

  • ○:勝ち
  • ●:負け
  • □:不戦勝
  • ■:不戦敗
  • や:休み・取組なし
  • ×:引き分け
  • △:痛み分け

例えば、15日間で10勝5敗なら10勝5敗の成績となる。幕内・十両では原則として15番、幕下以下では通常7番の取組が組まれるため、同じ勝ち越しでも場所によって勝負数が異なる。日本相撲協会公式サイト「星取表」「大相撲公式ファンクラブ」

【取組編成の仕組み】割は誰が決める?番付と対戦相手の関係

大相撲の対戦カードは、コンピューターによる単純な抽選で決まるわけではない。日本相撲協会の組織上、審判部が本場所の勝敗判定と取組の作成を担当している。

取組を決める作業は「割を組む」と表現される。取組そのものを「割」と呼ぶことから生まれた相撲独特の言葉だ。

番付・成績・優勝争いが対戦カードを左右する

取組編成では、番付上の位置や場所中の成績、優勝争いの状況などが考慮される。

場所の序盤は番付を基準とした対戦が中心となり、日数が進むにつれて、それまでの勝敗や優勝争いが組み合わせに影響する。上位力士同士の対戦が終盤に増えるのは、このためだ。

日本相撲協会の公式クイズでも、平幕力士が優勝争いに加わった際、通常予定されていた横綱対大関や大関同士の対戦を組み替え、優勝争いの力士を優先する編成を「割り崩し」と紹介している。日本相撲協会「大相撲クイズ No.1413」

同部屋や近親者との対戦には制限がある

本場所の通常の取組である「本割」では、同じ相撲部屋に所属する力士同士は対戦しない。また、部屋が異なっていても、4親等以内の親族同士は本割で対戦しない決まりになっている。

兄弟やいとこなどが該当するため、番付や成績が近くても対戦カードに組まれないことがある。

ただし、優勝決定戦は別だ。同部屋の力士や親族同士でも、優勝決定戦に進出すれば対戦する可能性がある。通常の本割と優勝決定戦を区別して理解することが大切だ。日本相撲協会「大相撲クイズ No.674」

2026年十一月場所の注目力士と番付の関係

今回の番付では、新三役や新入幕、再入幕など、取組編成の観点からも注目したい変化があった。

人物・組織 2026年十一月場所の情報 取組・観戦上の注目点
日本相撲協会・審判部 本場所の取組作成と勝敗判定を担当 毎日の対戦カードを編成する主体
藤ノ川 2場所連続の関脇 三役での継続した活躍に注目
熱海富士 4場所連続の関脇 上位陣との対戦が見どころ
美ノ海 新小結。沖縄県出身者として初の三役 初めての三役で迎える上位戦
出羽ノ龍・嵐富士・旭海雄 3人が新入幕 幕内での新たな対戦と成績
玉鷲 41歳11か月で再入幕。昭和以降最年長記録 ベテランの幕内復帰後の戦い

特に美ノ海の新小結昇進は、十一月場所を象徴する話題の一つだ。初土俵から63場所を要した学生相撲出身者としての最スロー昇進で、33歳5か月での新三役は戦後4位の高齢記録となった。

また、新入幕の出羽ノ龍、嵐富士、旭海雄にとっては、幕内という新しい舞台での戦いが始まる。玉鷲の再入幕も含め、番付の変化がどのような取組につながるかが見どころになる。日本相撲協会「令和八年十一月場所 番付トピックス」

【立ち合いから勝敗まで】相撲の取り組みの流れと基本ルール

大相撲の取組は、単に両者がぶつかって始まるわけではない。呼び出し、土俵入り、塩まき、仕切り、立ち合いという一連の流れがあり、それぞれに意味がある。

1. 呼び出しと土俵入り

呼出が独特の節回しで力士の名前を呼び上げ、力士が土俵に上がる。土俵上では四股を踏み、塩をまくなどの所作を行う。

これらは大相撲の伝統的な作法であり、競技としての勝負だけでなく、礼節や儀式としての側面も表している。

2. 仕切りと立ち合い

力士が土俵中央の仕切り線を挟んで向かい合い、腰を落として構える動作が「仕切り」だ。

一度で立ち合う場合もあれば、互いに呼吸を合わせるために何度か仕切り直す場合もある。大相撲では、一般的なスポーツのように審判の笛で一斉に競技を開始するのではなく、両力士が呼吸を合わせて立ち上がる。

仕切りには制限時間が設定されている。

  • 幕内:4分
  • 十両:3分
  • 幕下以下:2分

時間の計測は呼出が両力士の名前を呼び終わった時点から始まる。時間いっぱいになると土俵下の時計係の審判が合図し、行司が「待ったなし」を伝える。

両者が手をつき、呼吸が合った瞬間に立ち合いが成立する。立ち合いの踏み込みや当たりの強さ、相手の出方を読む判断が、その後の展開を大きく左右する。日本相撲協会「大相撲クイズ No.38」「大相撲クイズ No.928」

3. 相撲の勝敗が決まる条件

大相撲の基本的な勝敗条件はシンプルだ。

  • 相手の足の裏以外の体の一部を先に土俵につける。
  • 相手を先に土俵の外へ出す。
  • 禁じ手などの反則によって相手が負けと判定される。

例えば、相手を投げて背中を土俵につければ勝ちになる。反対に、自分の手や膝が先に土俵につけば負けだ。土俵際では、どちらの力士が先に負けの条件に該当したかが重要になる。

ここで覚えておきたいのが、俵に足をかけた状態と土俵外に出た状態は同じではないという点。足が俵にかかっていても、勝負俵の外側の砂につかなければ勝負が続く場合がある。

2026年10月に71年ぶりの勝負規定改定

2026年の十一月場所を観戦するうえで、見逃せない変更がある。日本相撲協会は2026年10月1日、頭髪が土俵の砂についた場合の勝負規定を改定した。

従来の規定では、頭髪が砂につけば負けとする一方、相手を倒しながら瞬時に先に髪がついた場合には負けとしない例外が設けられていた。このただし書きが、1955年の規定制定以来初めて削除された。

改定後は、技を仕掛けている側であっても、頭髪が先に砂につけば負けとなる。つまり、投げを打ち合う場面でも、髷を含む頭髪を体の一部として統一的に扱う考え方だ。

改定の背景には、投げ技の攻防でどちらが技を仕掛けているのか判断しにくい場面があることが挙げられている。審判部からの提案を受け、理事会が変更を決定した。日刊スポーツ・デイリースポーツ、2026年10月1日報道

土俵際の微妙な判定を見るときは、従来のルールを前提にしないことが、2026年十一月場所の観戦ポイントとなる。

【決まり手一覧】寄り切り・押し出しなど代表的な技と勝負結果

取組の結果を確認するときに欠かせないのが「決まり手」だ。決まり手とは、勝利を決定づけた技の名称を指す。

日本相撲協会が定める決まり手は現在82手。加えて、技によって勝敗が決まるのではなく、力士自身の動きなどによって負けが決まる「非技(勝負結果)」が5種類ある。日本相撲協会「決まり手八十二手」

代表的な決まり手と特徴

初心者が最初に覚えておきたいのは、押し出しと寄り切りだ。どちらも相手を土俵外に出して勝つ技だが、攻め方が異なる。

押し出し(おしだし)

両手または片手を相手の脇の下や胸に当て、押して土俵外へ出す技。相手のまわしを取らず、押す力と足の運びで勝負を決める。

寄り切り(よりきり)

相手に体を密着させ、前または横に進んで土俵外へ出す技。相手との距離を詰め、体全体で圧力をかける攻め方が特徴だ。

上手投げ(うわてなげ)

相手のまわしを上手から取り、体をひねりながら投げる技。力だけでなく、重心の移動や相手との位置関係が勝負を左右する。

下手投げ(したてなげ)

相手のまわしを下手から取り、引きつけて投げる技。上手投げとはまわしを取る位置が異なる。

突き出し(つきだし)

手のひらで相手の胸や肩などを突っ張り、土俵外へ出す技。立ち合いからの鋭い攻めが見どころとなる。

押し出しと寄り切りはどれほど多い?

決まり手の出現頻度を見ると、基本技が大きな割合を占めている。

日本相撲協会の決まり手ランキングでは、2013年1月場所から2026年9月場所千秋楽までの192,672番を集計した結果、次のようになっている。

  • 押し出し:48,502回、全体の25.2%で1位
  • 寄り切り:48,007回、全体の24.9%で2位

この2つだけで全体のおよそ半数を占める。相撲は多彩な技がある競技だが、実際には押す、寄るという基本的な攻防が勝敗を決める場面が非常に多い。日本相撲協会「決まり手ランキング」

決まり手ではない「非技」5種類

相撲には、82手の決まり手とは別に、次の5種類の非技が定められている。

  • 勇み足:相手を土俵外に出そうとした際、自分の足が先に土俵外へ出ること。
  • 腰砕け:相手の技などによらず、自分の体勢を崩して倒れること。
  • つき手:足の裏以外の体の一部である手が先に土俵につくこと。
  • つき膝:膝が先に土俵につくこと。
  • 踏み出し:相手の力が加わらない状態で、自分の足が土俵外に出ること。

決まり手の名前だけで勝敗を理解しようとすると、こうした非技を見落としやすい。取組結果に表示される勝負結果の分類にも注目すると、より正確に試合を理解できる。日本相撲協会「大相撲クイズ No.1279」

【行司の軍配と物言い】勝ち名乗り・軍配差し違え・取り直しの違い

相撲の勝敗を判定する中心的な役割を担うのが行司だ。土俵上で軍配を持ち、取組の進行を見守りながら、勝負が決まった瞬間に東西いずれかの力士へ軍配を上げる。

行司の軍配と勝ち名乗り

軍配は、行司が勝者を示すために使用する道具だ。勝負が決まると、行司は勝った力士の側へ軍配を上げ、勝敗を示す。

両力士が礼をした後、行司は勝者に「勝ち名乗り」を与える。これによって、その取組の勝敗が示される。

行司の役割は単なる勝敗判定だけではない。力士の仕切りや立ち合いを進行させ、土俵上の競技を円滑に進める役目も担っている。

2026年十一月場所から立行司の顔ぶれも変更

2026年十一月場所では、行司の最高位である立行司の体制にも変化がある。

日本相撲協会は2026年10月1日の理事会で、九月場所までの式守伊之助を40代木村庄之助に、木村晃之助を44代式守伊之助に昇進させることを決定した。

39代木村庄之助が10月に定年を迎えることに伴う人事で、通常より1場所前倒しして、十一月場所から新しい名跡で土俵に立つ体制となった。日刊スポーツ・日本相撲協会公式行司一覧

結びの一番を含め、重要な取組を裁く立行司の軍配にも注目したい。

物言いとは?審判委員が協議する理由

行司が上げた軍配に対して、土俵下の勝負審判が異議を示すことがある。これが「物言い」だ。

例えば、両力士がほぼ同時に土俵を割ったように見える場合や、どちらの体が先に砂についたのか判断が難しい場合などに物言いがつく。

物言いがつくと、審判委員が土俵上に集まり、必要に応じてビデオ室と連絡を取りながら映像を参考に協議する。協議後は審判長が結果と理由を場内に説明する。日本相撲協会「大相撲クイズ No.559」

物言いの結果は主に3種類

協議によって決まる代表的な判定は次のとおりだ。

1. 軍配通り

行司が最初に示した勝敗判定をそのまま認めること。軍配を上げた力士の勝ちとなる。

2. 軍配差し違え

協議の結果、行司の判定が間違っていたと判断され、勝者が逆転すること。行司が上げた軍配とは反対の力士が勝者となる。

3. 取り直し

両力士がほぼ同時に負けの状態になったと判断された場合などに、同じ対戦をもう一度行うこと。単なる引き分けではなく、勝負を決めるための再試合という意味を持つ。

このように、物言いは行司の判定を一方的に否定するものではなく、微妙な勝負を複数の審判委員で検証する仕組みだ。映像も参考にしながら判定の正確性を高めている。日本相撲協会「大相撲クイズ No.559」

【相撲の取り組みに関するよくある質問(FAQ)】

Q1:相撲の取り組みは誰が決めていますか?

A1:日本相撲協会の審判部が担当しています。番付や場所中の成績、優勝争いなどを考慮して対戦相手を決めます。取組を編成する作業は「割を組む」と呼ばれます。

Q2:2026年十一月場所の初日と千秋楽はいつですか?

A2:初日は2026年11月8日(日)、千秋楽は11月22日(日)です。会場は福岡国際センターで、全15日間開催されます。

Q3:相撲の取組表はどこで確認できますか?

A3:日本相撲協会の公式サイトにある「取組結果」「星取表」「番付表」で確認できます。日別の取組表では対戦カードと決まり手、星取表では力士ごとの勝敗を確認できます。

Q4:寄り切りと押し出しの違いは何ですか?

A4:寄り切りは相手に体を密着させて土俵外へ出す技、押し出しは相手の胸や脇の下などに手を当てて押し出す技です。どちらも相手を土俵外へ出して勝つ基本技です。

Q5:物言いがついたら必ず取り直しになりますか?

A5:必ずしも取り直しになるわけではありません。審判委員の協議によって、軍配通り、軍配差し違え、取り直しなどが決まります。

Q6:同じ相撲部屋の力士同士が対戦することはありますか?

A6:通常の本割では同部屋の力士同士は対戦しません。ただし、優勝決定戦では同部屋の力士同士が対戦する可能性があります。

相撲の取り組みを理解するには、取組表の読み方、番付と対戦相手の決まり方、立ち合いの流れ、決まり手、行司の判定という5つの要素を押さえることが大切だ。

特に2026年十一月場所は、沖縄県出身者初の新小結となった美ノ海、3人の新入幕力士、41歳11か月で再入幕した玉鷲など、番付面での話題が豊富だ。加えて、71年ぶりの勝負規定改定や立行司の交代もあり、競技面と伝統面の両方で変化が見られる場所となる。

【プロの結論】観戦で注目したいのは、次の3点だ。

  • 取組前:番付と前日までの勝敗を確認し、対戦カードがどのような意味を持つのか考える。
  • 取組中:立ち合いの当たり、まわしの取り方、押しや寄りの攻防、土俵際での足の位置を見る。
  • 取組後:決まり手だけでなく、行司の軍配や物言い、勝敗の記録まで確認する。

相撲は一番の勝負時間こそ短いものの、その背後には番付、稽古、取組編成、伝統的な所作、厳格な勝負規定がある。表面的な勝ち負けだけでなく、対戦が組まれた背景や判定の意味まで理解すれば、観戦の面白さはさらに深まる。

2026年十一月場所は11月8日に開幕する。初日から千秋楽まで、日々変化する星取表と優勝争いを追いながら、新しい番付とルールのもとで繰り広げられる力士たちの熱戦に注目したい。

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八代 美咲
デジタルマーケター 八代 美咲
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