2026年度の大会は、第105回全国高校サッカー選手権大会の東京都予選として実施されている。東京都は加盟校数が最も多い都道府県であるため、全国大会には東京A・東京Bの2校が出場できる。各ブロックの決勝を制したチームが、それぞれの代表権を獲得する仕組みだ。
全国大会の開催期間は2026年12月28日から2027年1月11日まで。全国48チームによるノックアウト方式で優勝を争う。東京都の2代表は、その大舞台に進むための重要な出場枠を担っている。
AブロックとBブロックに分かれる理由東京都予選の大きな特徴は、2次予選がA・Bの独立したトーナメントとして実施されることだ。
- 東京Aブロック:優勝校が東京A代表として全国大会へ。
- 東京Bブロック:優勝校が東京B代表として全国大会へ。
したがって、Aブロックの優勝校とBブロックの優勝校が東京都大会の決勝で対戦し、1校だけが代表になるわけではない。
11月15日の決勝は、東京Aと東京Bの代表校をそれぞれ決定する2試合で構成される。ここを理解しておくと、トーナメント表や結果速報を追いやすい。
【1次予選から2次予選へ】2026年の大会日程と組み合わせ

東京都高校サッカー選手権は、9月の1次予選から始まり、10月以降の2次予選を経て11月の決勝へ進む。
東京都高体連サッカー専門部が公開した大会情報によると、1次予選には266チームが参加。2次予選には67チームが進み、Aブロック34校、Bブロック33校に分かれて全国大会への出場権を争った。
2026年の主要日程| 時期 | 大会・ラウンド | 内容 |
|---|---|---|
| 9月5日 | 1次予選開幕 | 266チームが参加 |
| 9月23日 | 2次予選抽選 | A34校・B33校の組み合わせ決定 |
| 10月3日・4日 | 2次予選1回戦 | 各ブロックのトーナメント開始 |
| 10月11日・12日 | 2次予選2回戦 | 上位進出校が絞られる |
| 10月17日・18日 | 3回戦 | ベスト8を懸けた争い |
| 10月24日・25日 | 準々決勝 | 各ブロックのベスト4決定 |
| 11月7日 | Aブロック準決勝 | 2試合 |
| 11月8日 | Bブロック準決勝 | 2試合 |
| 11月15日 | A・Bブロック決勝 | 東京代表2校が決定 |
1次予選は、東京都内の多数の高校が参加する最初の関門だ。9月5日に開幕し、各校が2次予選への進出を目指した。
その後、9月23日に2次予選の組み合わせ抽選会が行われた。
抽選では、インターハイ東京予選で優勝した成立学園と準優勝の国士舘など、シード校を含む67校の組み合わせが決定。Aブロック34校、Bブロック33校のトーナメントが形成された。
この段階からは、敗れれば全国大会への道が絶たれる一発勝負の緊張感が強まる。
トーナメント表を確認するときのポイント東京都高校サッカーのトーナメント表では、次の3点を押さえておきたい。
1. A・Bブロックは別々に代表校を決める。
2. 準決勝は各ブロック2試合ずつ実施する。
3. 各ブロックの決勝勝者が全国大会への出場権を獲得する。
特に、準々決勝以降は対戦相手だけでなく、試合開始時刻と会場も重要になる。準決勝と決勝では試合日が異なるため、観戦予定を立てる際には最新の大会日程を確認したい。
【準々決勝の結果速報】A・Bブロックのベスト4と注目試合
2026年11月4日時点で、A・B両ブロックの準々決勝は終了している。
Aブロックでは堀越、東京朝鮮中高級学校、東京実業、駒澤大学高等学校が準決勝に進出。Bブロックでは都立東久留米総合、帝京、東海大高輪台、國學院久我山が4強に残った。
Aブロック準々決勝の結果| 対戦カード | 結果 | 勝ち上がり |
|---|---|---|
| 堀越-成立学園 | 2-0 | 堀越 |
| 駒澤大学高等学校-関東第一 | 1-1(PK4-2) | 駒澤大学高等学校 |
| 東京朝鮮中高級学校-大成 | 1-0 | 東京朝鮮中高級学校 |
| 東京実業-東京成徳大高 | 4-0 | 東京実業 |
Aブロックでは、堀越が成立学園を2-0で破った試合が注目された。
成立学園はインターハイ東京予選の優勝校。シード校として選手権に臨んだが、堀越が2得点を挙げて勝ち切り、準決勝への進出を決めた。
一方、駒澤大学高等学校と関東第一の対戦は1-1からPK戦へ。駒澤大学高等学校がPK4-2で競り勝った。
東京朝鮮中高級学校は大成を1-0で下し、東京実業は東京成徳大高に4-0で勝利。異なる試合展開で勝ち上がった4校が、準決勝で全国大会への切符を目指す。
Bブロック準々決勝の結果| 対戦カード | 結果 | 勝ち上がり |
|---|---|---|
| 都立東久留米総合-実践学園 | 1-1(PK5-3) | 都立東久留米総合 |
| 帝京-拓大一高 | 3-0 | 帝京 |
| 東海大高輪台-駿台学園 | 0-0(延長後) | 東海大高輪台※ |
| 國學院久我山-国士舘 | 2-1 | 國學院久我山 |
Bブロックでは、都立東久留米総合が実践学園との接戦をPK5-3で制した。
帝京は拓大一高を3-0で下し、國學院久我山も国士舘に2-1で勝利。実績のある学校が着実に準決勝へ進んでいる。
ただし、このブロックには大会運営上の重要な出来事があった。東海大高輪台と駿台学園の試合は、通常の試合結果だけでは勝ち上がりを判断できない異例の経緯をたどっている。
※東海大高輪台の準決勝進出は、10月29日の主催者による公式決定に基づく。
【異例の公式裁定】東海大高輪台と駿台学園のPK戦で何が起きた?
2026年の東京都高校サッカー選手権で、大きな注目を集めたのがBブロック準々決勝の東海大高輪台対駿台学園だ。
この試合は10月24日に清瀬内山Cで行われ、延長戦を含めて0-0のまま終了。勝者を決めるためPK戦に突入した。
当初はPK戦の結果によって駿台学園が準決勝進出とされたが、10月29日に東京都高体連サッカー専門部が試合結果と決定事項を公表し、進出校が変更された。
問題となったのは13人目のPK東京都高体連サッカー専門部の公式発表によると、PK戦ではゴールネットの破損に気づかないまま競技が進行していた。
その結果、東海大高輪台の13人目のキックに対するゴール判定に重大な誤りがあったことが判明した。
東京都サッカー協会と東京都高体連サッカー専門部が協議した結果、主催者の判断によって、次回戦への進出チームを東海大高輪台に変更すると決定した。
判定問題の経緯| 日付 | 出来事 | 内容 |
|---|---|---|
| 10月24日 | 準々決勝 | 東海大高輪台と駿台学園が0-0で終了 |
| 10月24日 | PK戦 | ゴールネットの破損に伴う判定上の問題が発生 |
| 10月26日 | 主催者が協議 | 試合への対応を協議中と公表 |
| 10月29日 | 公式決定 | 東海大高輪台を準決勝進出校と決定 |
| 11月8日 | 準決勝予定 | 東海大高輪台対國學院久我山 |
この件で注意したいのは、試合当初の結果と、現在の公式な勝ち上がりが異なる点だ。
大会結果を掲載する速報サイトの中には、変更前の情報が残っている場合もある。特に駿台学園が準決勝進出と記載された古いトーナメント表を見た場合は、10月29日付の東京都高体連サッカー専門部の発表と照合する必要がある。
なお、この変更は主催者による判定上の問題への対応であり、駿台学園の選手や指導者に責任があるという話ではない。大会関係者への誹謗中傷を避けることも、公式に呼びかけられている。
11月4日時点の正しいBブロック準決勝カードは、東海大高輪台対國學院久我山、都立東久留米総合対帝京である。
【準決勝・決勝の日程】11月7日・8日・15日の試合会場と開始時間
全国大会への代表権が決まるまで、残る試合は各ブロックの準決勝と決勝だ。
東京都高体連サッカー専門部の公式案内では、準決勝は11月7日と8日、決勝は11月15日に予定されている。
11月7日:Aブロック準決勝会場は味の素フィールド西が丘。Aブロックの2試合が行われる。
| キックオフ | 対戦カード |
|---|---|
| 11:00 | 堀越 vs 東京朝鮮中高級学校 |
| 13:00 | 東京実業 vs 駒澤大学高等学校 |
堀越は成立学園を破って準決勝に進出。東京朝鮮中高級学校も大成を下し、4強入りした。
もう一方では、東京実業と駒澤大学高等学校が対戦する。東京実業は準々決勝で4得点を挙げており、攻撃面でのパフォーマンスが注目される。
11月8日:Bブロック準決勝Bブロックも味の素フィールド西が丘で開催される。
| キックオフ | 対戦カード |
|---|---|
| 11:00 | 東海大高輪台 vs 國學院久我山 |
| 13:00 | 都立東久留米総合 vs 帝京 |
特に注目されるのが、東海大高輪台と國學院久我山の対戦だ。
東海大高輪台は準々決勝の公式裁定を経て準決勝へ進出。一方の國學院久我山は国士舘を2-1で破っている。
午後のカードは都立東久留米総合と帝京。都立東久留米総合は実践学園とのPK戦を制し、帝京は拓大一高を3-0で下した。
準決勝の観戦チケット東京都高体連サッカー専門部の案内によると、準決勝の前売り販売はなく、当日券を会場で購入する方式となっている。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会場 | 味の素フィールド西が丘 |
| 一般 | 1,500円 |
| 小・中・高校生 | 1,000円 |
| 座席 | 全席自由席 |
| 販売開始 | 9:30 |
| 2試合連続観戦 | 可能 |
決勝の舞台は駒沢陸上競技場。AブロックとBブロックの決勝が同日に行われる。
東京A代表決定戦11:00
堀越・東京朝鮮中高級学校の勝者
vs
東京実業・駒澤大学高等学校の勝者
東京B代表決定戦13:30
東海大高輪台・國學院久我山の勝者
vs
都立東久留米総合・帝京の勝者
会場:駒沢陸上競技場
一般2,000円/小・中・高校生1,200円。全席自由席。
決勝は2試合とも観戦できる。チケットの販売は11月1日10時から開始されており、一般2,000円、小・中・高校生1,200円となっている。
なお、準決勝と決勝ではチケットの販売方法が異なるため注意したい。
【注目校を徹底比較】帝京・國學院久我山・堀越と4強の勢力図
2026年の東京都高校サッカー選手権は、伝統校だけでなく、各ブロックで勝ち上がってきた実力校にも注目したい。
特に帝京、國學院久我山、堀越は、東京都の高校サッカーを語るうえで欠かせない学校だ。今大会では3校とも準決勝に残っている。
帝京高校サッカー部
帝京高校
準々決勝:帝京 3-0 拓大一高
帝京は準々決勝で拓大一高に3-0で勝利した。
さらに3回戦では目白研心を5-1で下しており、ここまで得点力を示している。
準決勝では都立東久留米総合と対戦する。ここを突破すれば、東京B代表を懸けた決勝に進む。
帝京にとっては、伝統校としての実績だけでなく、現在のチームとして全国大会出場を勝ち取れるかが問われる一戦となる。
國學院久我山高校サッカー部
國學院久我山高校
準々決勝:國學院久我山 2-1 国士舘
國學院久我山は、準々決勝で国士舘を2-1で破った。
3回戦でも多摩大目黒を2-0で下しており、準決勝まで安定した勝ち上がりを見せている。
次戦は東海大高輪台。準々決勝での公式裁定を経て進出した相手との対戦は、Bブロックの代表争いを左右する大一番だ。
堀越高校サッカー部
堀越高校
準々決勝:堀越 2-0 成立学園
堀越はAブロックの注目校だ。
準々決勝では成立学園を2-0で破り、3回戦では創価に4-1で勝利した。
準決勝の対戦相手は東京朝鮮中高級学校。ここを勝ち抜けば、東京A代表を懸けた決勝に進出する。
8強から勝ち上がった4強の比較| 学校 | ブロック | 準々決勝の結果 | 準決勝の相手 |
|---|---|---|---|
| 堀越 | A | 成立学園に2-0 | 東京朝鮮中高級学校 |
| 東京朝鮮中高級学校 | A | 大成に1-0 | 堀越 |
| 東京実業 | A | 東京成徳大高に4-0 | 駒澤大学高等学校 |
| 駒澤大学高等学校 | A | 関東第一にPK4-2 | 東京実業 |
| 東海大高輪台 | B | 0-0、公式裁定で進出 | 國學院久我山 |
| 國學院久我山 | B | 国士舘に2-1 | 東海大高輪台 |
| 都立東久留米総合 | B | 実践学園にPK5-3 | 帝京 |
| 帝京 | B | 拓大一高に3-0 | 都立東久留米総合 |
この比較で見えてくるのは、準決勝に残った8校の勝ち上がり方が一様ではないことだ。
堀越や帝京のように複数得点で勝ち進んだ学校がある一方、駒澤大学高等学校や都立東久留米総合のようにPK戦を制した学校もある。
また、東京朝鮮中高級学校は準々決勝を1-0で制しており、東京実業は4-0の快勝で4強入りした。
こうした結果から、得点数だけで優勝候補を決めるのは早い。準決勝では、相手の攻撃を抑えながら限られたチャンスを得点につなげられるかが焦点になる。
【プロの結論】東京都代表2校を見極めるための3つのポイント
東京都高校サッカー選手権2026を追う際には、単純な学校の知名度だけでなく、次の3つの観点から試合を見たい。
1. 準々決勝までの勝ち方
複数得点で勝ったチームは攻撃面で勢いを感じさせる。一方、接戦やPK戦を経験したチームには、厳しい展開を乗り越えた経験がある。スコアだけでなく、試合展開も評価したい。
2. ブロックごとの対戦相手
Aブロックでは堀越と東京朝鮮中高級学校、東京実業と駒澤大学高等学校の対戦が待っている。
Bブロックでは東海大高輪台と國學院久我山、都立東久留米総合と帝京が対戦する。
各ブロックの勝者が決勝で直接対決するのではなく、それぞれの優勝校が東京代表になるという大会構造を忘れてはならない。
3. 公式発表と速報情報の区別
今回の東海大高輪台と駿台学園の件は、試合直後の速報だけでは最新状況を正しく把握できない事例となった。
東京都高体連サッカー専門部の公式発表と更新済みトーナメント表を優先し、古い速報をそのまま引用しないことが大切だ。
この3点を押さえれば、単に勝敗を追うだけでなく、東京代表が決まるまでの競争をより深く理解できる。
【東京都高校サッカー選手権2026】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:東京都高校サッカー選手権2026の決勝はいつ開催されますか?
A1:2026年11月15日(日)に駒沢陸上競技場で開催予定です。東京Aの決勝は11時、東京Bの決勝は13時30分キックオフです。
Q2:東京都から全国高校サッカー選手権に出場できるのは何校ですか?
A2:2校です。AブロックとBブロックの優勝校が、それぞれ東京A代表・東京B代表として第105回全国高校サッカー選手権大会に出場します。
Q3:2026年の準決勝の対戦カードは?
A3:Aブロックは11月7日に堀越対東京朝鮮中高級学校、東京実業対駒澤大学高等学校。Bブロックは11月8日に東海大高輪台対國學院久我山、都立東久留米総合対帝京が行われます。
Q4:東海大高輪台と駿台学園の試合はどちらが勝ちましたか?
A4:試合自体は0-0で終了しました。当初は駿台学園がPK戦で勝ち上がったとされましたが、PK戦でのゴール判定に重大な誤りがあったと主催者が判断。10月29日に東海大高輪台を準決勝進出校とする公式決定が発表されました。
Q5:東京都高校サッカー選手権の結果速報やトーナメント表はどこで確認できますか?
A5:東京都高等学校体育連盟サッカー専門部の公式サイトにある大会情報が基本です。大会日程、A・Bブロックの組み合わせ、試合結果、主催者による変更事項などを確認できます。
2026年度の第105回全国高校サッカー選手権大会東京都予選は、11月4日時点でA・B両ブロックの準々決勝が終了し、8校が準決勝に進出している。
Aブロックは堀越、東京朝鮮中高級学校、東京実業、駒澤大学高等学校。Bブロックは東海大高輪台、國學院久我山、都立東久留米総合、帝京が残った。
特にBブロックでは、東海大高輪台と駿台学園のPK戦を巡る公式裁定によって準決勝進出校が変更される異例の展開があった。最新のトーナメント表を確認する際には、この変更を反映した情報を参照したい。
今後の重要日程は次のとおりだ。
- 11月7日:Aブロック準決勝
- 11月8日:Bブロック準決勝
- 11月15日:A・Bブロック決勝、東京代表2校決定
帝京、國學院久我山、堀越といった伝統校が全国への切符をつかむのか。それとも東京実業、東京朝鮮中高級学校、東海大高輪台、都立東久留米総合、駒澤大学高等学校が頂点に立つのか。
残る試合は、いずれも全国大会への出場を左右する重要な一戦となる。11月15日の決勝まで、東京都高校サッカー選手権の結果速報と組み合わせの動向から目が離せない。